共同印刷、iPhone対応の高速画像認識エンジン「ぱとりしあ 2G」を開発

共同印刷「ぱとりしあ 2G」

撮影した画像でアクションを呼び出せる

共同印刷は2011年5月9日、Apple製スマートフォンiPhoneに対応する新しい画像認識エンジン「ぱとりしあ 2G」を開発したと発表。今年7月に発売予定で、5月11日キックオフの「スマートフォン&モバイルEXPO」に出展するほか、5月10日よりApp Storeで無料デモアプリを配布する。

同社はこれまでにも、コードを埋め込む電子透かし技術を活用した「WarpShot」や、カメラで撮影した画像からウェブコンテンツへ誘導する「ぱとりしあ」を開発してきた。

今回新たに開発した画像認識エンジン「ぱとりしあ 2G」は、スマートフォン向けに最適化したもので、カメラを画像に「かざす」だけで、コンテンツやアクションを瞬時に呼び出すことができるという。
アプリ開発者は、従来型のQRコードなど二次元バーコードと異なり、写真やイラストといった印刷画像をコードとして利用できる。

共同印刷では、「ウェブサイトや動画にリンクするクロスメディアツール、ゲームアプリのギミックや、販促キャンペーンの導入ツール」に利用でき、「アイデア次第で多彩なアクションを引き出す“トリガー(引き金)”の役割を果たす」としている。

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