Ivy Bridgeにより次世代MacBook Airのグラフィックパフォーマンスが高速に=OpenCLにも対応

Ivy Bridge画像

強化されるIvy BridgeのGPUコア

Intelは今月13日から米国サンフランシスコで開発者会議IDF(Intel Developer Forum)2011を開催しているが、2012年前半に市場投入する第3世代コアiプロセッサ「Ivy Bridge(アイビーブリッジ)」によって、AppleのモバイルMacがよりパワフルになりそうだ。
CNETは、MacBook AirがIvy Bridgeを実装することによって、特に大きな恩恵を受けるだろうと伝えている。

Ivy Bridgeではグラフィックスアーキテクチャが強化されOpenCLをサポートするが、これによりOpenCLに対応する独立系グラフィックカードを搭載していないMacBook Airや13インチMacBook Proは、グラフィックパフォーマンスが大幅に向上することになる。

22nmプロセス世代となるIvy Bridgeは、統合型グラフィックスの性能アップにより、32nmプロセス世代のSandy BridgeよりGPUが60%も高速になるといわれている。

なお、Ivy BridgeではUSB 3.0をサポートするが、次世代MacノートがThunderboltに加えてUSB 3.0を実装するかどうかは不明だ。

Ivy Bridgeの登場が2012年3月〜4月頃にずれ込むこともあり、Appleは間もなくMacBook Proのプロセッサを新しいSandy Bridgeベースにアップデートするとされている。

This entry was posted in Apple, Mac and tagged , , . Bookmark the permalink.