米デルCEO、「我々はエンドツーエンドであり続ける」

PCメーカー世界第2位である米Dellのマイケル・デル会長兼CEOは、Financial Times電子版とのインタビューのなかで、今後もハードとサービスの両方を組み合わせて提供する方針を示し、「エンドツーエンドのITソリューション・カンパニーであり続ける」と述べた。

また、ライバル米HPが検討しているPC部門の事業分離について、「買収する計画はない」と興味を示さなかった。

同氏は、タブレットやスマートフォンが台頭してPC市場の成長が伸び悩むなかでも、ハードウェア事業の重要性は依然として高く、特にサーバ部門では高い収益を得られると主張。エリア別では、中国市場の重要性に触れ、「中国のインターネット接続の60%はDellが支えている」という。

さらに、今後の展開として、次期「Windows 8」を搭載する、タブレット端末とノートブックの境界線を超越した、新たなポジションに位置するモバイルマシンを開発していることを示唆している。

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