Apple、「Safari 5.1.1」公開=JavaScript処理が13%向上、日本語入力のバグも解消

Appleは2011年10月12日(現地時間)、「Safari 5.1.1」をリリースした。
JavaScriptのパフォーマンスが「Safari 5.1」比で最大13%向上するなどパフォーマンス、安定性、互換性、アクセシビリティ、およびセキュリティが向上している。

また、今年7月から指摘されてきた日本語のインライン入力がうまくできない不具合も修正されている。Safari 5.1では、WebページにFlashコンテンツが含まれているウインドウまたはタブを開くと、そのウインドウまたはタブでは、ことえりを使ってテキストをテキストフィールドに入力できないバグが報告されていた。

Safari 5.1.1 リリースノート

  • JavaScript のパフォーマンスが Safari 5.1 と比べて最大 13% 向上*
  • システムが応答しなくなったり、過度のメモリ消費を引き起こす問題を修正
  • 検索中、タブのドラッグ中、および機能拡張の管理操作中の安定性が向上
  • Silverlight プラグインが使用されている netflix.com およびその他の Web サイトでの安定性が向上
  • Flash コンテンツを含む Web ページで日本語などの東アジア諸言語の文字を入力できなくなる問題を修正
  • 履歴の項目表示が不正確となる問題を修正
  • Safari のプリント機能が向上
  • Google セーフブラウジングサービスをアップデートできない問題を修正

このアップデートのセキュリティ内容については、次の Web サイトを参照してください: http://support.apple.com/kb/HT1222?viewlocale=ja_JP

*4GB の RAM、および VRAM 512MB 搭載 AMD Radeon HD 6770M を装備した 2.7GHz クアッドコア Intel Core i5 搭載 iMac 21.5インチシステムで、Mac OS X v10.6.8 Snow Leopard を使用し、2011 年 8 月に Apple が実施したテスト結果によります。JavaScript ベンチマークの結果は SunSpider 0.9.1 に基づいています。 パフォーマンスは、システム構成、ネットワー接続状況、およびその他の要因により異なります。

This entry was posted in Software and tagged , . Bookmark the permalink.