iPhone製造の一部を請け負っている台湾Pegatron Technologyは、中国に構える3つの工場で環境汚染問題に直面しており、現在、問題の解決に努めているという(DIGITIMES)。
騒音と排ガスが問題となった工場ではそれら両方を排除する新しい設備を整えつつあり、また、汚染水で問題となった他の2つの工場では生産ラインがすでに改善されており、地元住民および政府との交渉が続いているという。
Pegatronは2011年第4四半期から2012年にかけて、Appleから1,000万台の「iPhone 4S」製造の注文を請けたとみられているが、粗利益が予想を下回り2011年は損失を計上するとみられている(以前は1,500万台受注と報じられていた)。
「iPhone 4S」は主に台湾Foxconn(Hon Hai)が製造を請け負っているが、全体の7分の1ほどをPegatronが受け持つとみられている。
最近では、ユニボディ製作のCatcher Technologyも中国の工場が環境問題によって操業停止に追い込まれるなど、Appleの環境への積極的な取り組みに反して、中国の工場では環境汚染や地元住民とのトラブルが続出している。
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