NICTによると「いつでもどこでも日常のふとした思いつきから思考、行動を広げることが可能」であり、「Webにテキスト化されている文章を効率的に収集することができる」としている。また、文書集合から明示的に書かれていない回答を様々な観点から推論、発見することが可能なため、「意外でありながら有用な情報を発見でき、誰もが必要な情報に容易にアクセス可能」になるという。
「一休」は1つの質問に対して、仮説の回答を含む数百もの回答をスコアの高い順に表示する。iPhoneなどの端末上に答えを表示させることができるほか、パソコンのブラウザ上に表示させることも可能だ。ただし、iPhoneのSiriと異なり、音声出力には今のところ対応していない。
例えば「デフレを引き起こすのは何か」と尋ねると「輸入製品」や「リストラ」、「過剰債務」などの答えが次々に表示されて、それぞれの情報抽出源を参照することができる。
また、「ゴーヤーを使った料理を教えてください」と尋ねると、「ゴーヤチャンプル」や「塩焼きそば」、「野菜炒め」など定番料理のほか、「ジャム」や「パフェ」などの意外な回答を得ることもできる。
「一休」の開発にはわずか4名しか携わっておらず、当初の実用化までの開発期間も3ヶ月だったという。
また、デモに使われた動作環境はサーバ1台(Linux/RAM 8GB/HDD 10TB)であり、音声認識とQAエンジンの両者が動作可能である。
NICTは情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関であり、「一休」の実用化は数年後になる見通し。現在の音声認識器は約50万語の日本語をカバーしており、日本語以外の外国語の導入も目指す。
同機関は「一休」のほかにも、スマートフォン向け多言語音声翻訳「ChaTra」や、200インチのハイビジョン高画質で特殊な眼鏡をかけずに立体映像を見られる世界最大のディスプレイなどを出展する。
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