BRICsをはじめとする新興13カ国の主要メディア18社が選ぶ「2011年版世界10大ニュース」にスティーブ・ジョブズ氏死去がランクインした(新華社)。
1位は東日本大震災および原発事故、2位は中東や北アフリカの民主化運動「アラブの春」、3位はアルカイダ指導者ビンラディン容疑者殺害だった。
ジョブズ氏死去は第7位で、iPhoneやiPad、iPodの売れ行きが好調な新興国における同氏の影響力の大きさが改めて示された形だ。
一方、米AP通信発表による年次世界10大ニュースでは、ジョブズ氏死去は候補には挙がっていたものの10位以内にランクインしなかった(AP)。
AP通信選出の今年のトップニュースはビンラディン容疑者殺害事件、2位は東日本大震災および原発事故、3位は中東や北アフリカの民主化運動だった。
Appleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は今年10月5日(現地時間)、56歳の若さでこの世を去った。世界はあまりにも早すぎる偉大なるビジョナリーの死を悼んだ。
ジョブズ氏の実妹でありベストセラー作家でも知られるモナ・シンプソン氏は、ジョブズ氏死去について「スティーブは死というイベントのためにも生きてきた」と述べ、さらに「死が彼に訪れたのではなく、彼自身が死を全うしたのだ」と語っている。
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