Dell、Ultrabook”XPS 13″発表=2012年後半にタブレット投入も

13 years ago

Dellは開催中のCES 2012で、最薄部6mmの13インチUltrabook「XPS 13」を発表した。11インチのボディに13.3インチ液晶を搭載するフレームレスに近い構造が特徴で、本体にカーボン繊維を採用して軽量化を実現している。 主な仕様として、プロセッサはCore i5-2467M/i7 2637M、GPUはIntel HD Graphics 3000、ストレージは128GB/256GBのSSD、メモリは4GB、ディスプレイはGorillaガラス製13.3インチ(1366×768)、バッテリ駆動時間は8時間、キーボードはフルサイズ・バックライト式、重量は1.35kgなどとなっており、OSにWindows 7 Home Premiumを採用して今春にも投入される予定だ。米国での価格は999ドル〜。 また、2月よりセールス・マーケティング部門を統括するスティーブ・フェリス氏はReutersとのインタビューのなかで、Dellが2012年後半にもコンシューマー向けタブレット端末を投入する計画を明らかにした。なお、噂されるMicrosoftの次期「Windows 8」ベースになるか、以前法人向けに投入したこともあるAndroid端末になるか不明。 なお、マイケル・デル会長兼CEOは昨年9月、Financial Timesとのインタビューのなかで、「Windows 8を搭載するタブレット端末とノートブックの境界線を超越した、新たなポジションに位置するモバイルマシンを開発中だ」と述べている。 Dellは昨年12月5日、Androidベースのタブレット「Streak 7」の米国での販売を停止すると発表していた。 (more…)

<CES>Intel、次世代Ultrabookコンセプト“Nikiski”をプレビュー=シースルー・タッチパッド搭載

13 years ago

Intelは2012年1月9日(現地時間)、CES2012開幕前日にプレス向けカンファレンスを開いて、次世代Ultrabookのプロトタイプ“Nikiski”をプレビューした。 Ultrabookの新コンセプト「Nikiski」は、キーボード下部にパームレスト幅一杯の透明ガラス製タッチパッドを備え、カバーを完全に閉じた状態でもシースルー部分を通して、まるでタブレット端末のようにスクリーンをタッチ操作可能となる。Windows 8のMetroスタイルにマッチしており、ウェブページやカレンダー、メールなどに素早くアクセスできる。 IntelによるとUltrabook準拠のモバイルノートはすでに15機種が発売されており、年内にはさらに75機種以上が発売される予定で、その約半数が14-15インチサイズの画面サイズとなるそうだ。 また、今年後半にはIvy Bridge世代のUltrabookが登場する予定で、2013年にはHaswell世代搭載の第3世代モデルが投入される見込みである。 Intelはさらに、Nuanceと提携して音声認識技術をUltrabookに搭載する計画や、NFCプラットフォーム搭載などを発表している。 また、2012年後半にはスマートフォンやタブレットデバイス向けインターフェースにThunderboltをプッシュする方針だ。 (more…)

<CES 2012>Acer、Ultrabook「Aspire S5」発表=世界最薄、Thunderbolt搭載

13 years ago

1月10日に開幕する家電見本市CESを前に台湾Acerは現地時間8日、プレス向け発表会において世界最薄Ultrabookとなる13.3型ノートPC「Aspire S5」を発表した。 昨年9月に発表した「Aspire S3」をさらに進化させた「Aspire S5」は、最も厚い部分で15mm、重量は1.35kg以下であり、ヒンジに“MagicFlip I/O”と呼ばれる収納型のインターフェースを搭載するのが特徴だ。キーボード右に配置されたMagicFlipキーを押すとこのI/Oポートが電動開閉する仕組みとなっている。 展示されたAspire S3のカラーはブラックでボディはアルミ/マグネシウム合金製、ストレージはSSD、プロセッサは現在のところ不明だが今年第2四半期に発売予定であることから、次期Ivy Bridge(超低電圧版)が採用されると思われる。 高速起動「Green Instant On」やワイヤレス同期機能「Always Connect」をサポートするほか、インターフェースはHDMI、USB3.0、Thunderbolt、SDメモリーカードスロットなど。価格は未定。 Acerは同日、無料クラウドサービス「AcerCloud」もアナウンスしており、AppleのMacBook AirおよびiCloudを意識した戦略を明確に打ち出したといえる。 また、Aspire Timelineシリーズとして、14/15インチの「Timeline Ultra」も発表している。こちらはThunderbolt非搭載ながら、軽量化が図られた20mmの薄いボディが採用され、バッテリ駆動時間も8時間と強化されている。発売時期は今年第1四半期。 (more…)

Intel、WiDi搭載製品の拡充を予告

13 years ago

Intelは同社が開発したワイヤレス・ディスプレイ技術「WiDi」について、コンシューマ向け電子機器チップ設計会社と協力して搭載機器を大幅に拡充させる計画を明らかにした。 インターネットテレビやセットトップボックス向けにSoCを供給するCavium、Mstar Semiconductor、Sigma Designs、Realtek、Wondermediaなどの半導体企業とコラボレートして、WiDiと連携する高精細テレビやプロジェクター、ゲームコンソールなどがまもなく発表される見込みであり、WiDi受信機が組み込まれることにより外部アダプター無しで利用可能になるという。 WiDiによりパソコン画面を大型テレビやプロジェクターなどにワイヤレスで配信できる。これまではWiDi対応のパソコンのほかに、受信側にアダプターが必要だったが、WiDi機能を搭載することで受信機が不要となる。 LG電子はまもなく開幕するCESで、WiDiを搭載したシネマ3Dスマートテレビを出展する予定だが、LG以外のメーカーからもいくつか新製品やコンセプトが発表されそうだ。 (more…)

iOS 5.1 Betaにクアッドコアの記述=A6チップは4コアに

13 years ago

デベロッパ向けにリリースされている次期「iOS 5.1」のコア・レファレンスパネルに、クアッドコア・モバイルプロセッサのサポートを示唆する記述が見つかった(9to5Mac)。 iOS端末向け次世代モバイルチップ「A6」はコア数が4基となり、シングルコアの「A4」やデュアルコアの「A5」と比べて、プロセッサの処理能力やグラフィックス速度が大幅に向上するとみられる。 「A6」チップは次世代iPad/iPhoneに搭載される見通しで、噂される「iPad 3」へのRetinaディスプレイ搭載やアプリ「Final Cut Pro for iOS」など、より高い処理能力を必要とする装置や機能をサポートするとともに、省電力性も実現するとみられる。 クアッドコアSoCとしては、NVIDIAの「Tegra 3」(Kal-El)がすでに市場投入されており、3Dグラフィックス性能の向上やゲームコントローラーのサポート、1080pのHD動画再生にも対応する。

東芝、CESで有機ELディスプレイ搭載タブレットや13.3型Ultrabookを出展へ

13 years ago

東芝は今月10日に米ラスベガスでキックオフとなる世界最大の家電見本市「CES」において、10.1型で世界最薄・最軽量の有機ELディスプレイ搭載タブレットなどを参考展示する。 レグザタブレットを展開する東芝が、まもなく開幕するCESで薄型高輝度タブレットやワイヤレス給電対応の防水タブレットなどを出品すると発表。中小型有機ELパネルでは韓国Samsung Mobile Displayが独走するなか、東芝はソニーや日立製作所と「ジャパンディスプレイ」を設立して2013年の量産化を目指している。 PCカテゴリでは13.3型で世界最薄・最軽量のUltrabookを含む2012年の米国市場向け新ラインアップを出展。国内ではUltrabook「dynabook R631」を投入済みだが、Appleの「MacBook Air」を脅かす存在には至っていない。 東芝はタブレット/PC以外にも、55V型グラスレス3Dテレビを含む2012年液晶テレビの米国向け新ラインアップや、スマートホームの提案「ライフデザインボックス」(スマートメーター・太陽光発電・EVとデジタル家電をHEMSで連携)を参考出展する。 [ 東芝プレスリリース ]

米Kodak、数週間以内に破産法申請の可能性=特許売却で回避を模索

13 years ago

Wall Street Journalは現地時間1月4日、米Eastman Kodakが米連邦破産法11章(Chapter 11)の適用を数週間以内に申請する可能性があると報じた。Kodakの株価は30営業日連続して終値が1ドルを下回っており、ニューヨーク証券取引所から上場廃止の可能性もある。 Kodakは保有するデジタル関連特許の売却により破産回避を模索しているが、十分な運転資金調達に至らないケースに備え、日本の民事再生法にあたるChapter 11申請の準備をしているとされる。同社は写真フィルム事業で世界有数の企業に成長したが、デジタル化への対応が遅れ、ここ数年は業績の低迷が続いていた。 Kodakのスポークスマンは「市場の噂や憶測にはコメントしない」との声明を出している。

Apple、1月後半にNYCでイベント開催=iTunes Uや電子教科書など教育出版関連の発表か

13 years ago

Appleが今月後半にも米ニューヨークでプレスイベントを開催するようだと報じられるなか、Clayton Morrisのブログによると、教育向け配信「iTunes U」や電子教科書など、教育向け電子出版にフォーカスを当てた発表が行われる見通しだという。 このイベントは、iTunes StoreやApp Storeの立ち上げに貢献したインターネット・ソフトウェアおよびサービス担当エディー・キュー上級副社長がホスト役を務め、少なくとも2つの重要なプロジェクトのアナウンスが予想されるという。 数年前から準備されたというこのプロジェクトには、故スティーブ・ジョブズ氏が深く関わっていたとされ、当初は2011年秋に発表イベントが開かられる予定だったが、同氏の死去などの理由で延期されたようだ。 なお、iPadやHDTVなどハードウェアに関するアナウンスは行われない見通しである。

サムスン、来年にも日本の薄型テレビ市場に再参入へ

13 years ago

韓国・サムスン電子は2013年をめどに日本の薄型テレビ市場に再参入する方針を固めたと、3日付の日本経済新聞が報じた。薄型テレビ市場で世界トップシェアを誇るサムスンだが、日本市場からは2007年に撤退していた。2年前に投入したスマートフォン「GALAXY」のヒットにより認知度が高まったことで、シェア開拓が可能と判断したとされる。 サムスンは有機ELテレビをはじめ、40型以上の液晶TVや3D、次世代インターネットTVなどのハイスペックモデルを中心に展開するとみられ、すでに家電量販大手に販売を打診しているという。 ただ、「GALAXY」の広告戦略にはサムスンの名前は使われておらず、薄型テレビもメーカー名ではなくブランド名を前面に押し出すとみられる。 すでに世界シェア2位の韓国・LGも日本市場に再参入しており、ソニーやパナソニックなどの国内メーカーは戦略の練り直しを求められそうだ。 一連の報道をうけて、サムスン電子は3日のソウル株式市場で過去最高値を更新した。

AcerとLenovo、2012年Q3にWintelタブレット端末を投入?

13 years ago

Intelは今月10日に米ラスベガスでキックオフとなる世界最大の家電見本市CESにおいて、携帯電話向けチップに関する発表を行う予定であり、「Medfield」を搭載したAndroid端末が披露されるとみられている。 また、AcerとLenovoが今年第3四半期にも、Intelの「Clover Trail」を搭載したWindows 8ベースのタブレット型端末を発表するかもしれないようだ。 DIGITIMESによると、Intelが今年前半に投入予定のモバイル向けAtom SoC「Medfield」は、パフォーマンスと省電力性でARM系プロセッサにかなわないものの、今年後半投入予定のタブレット向けプラットフォーム「Clover Trail」採用の端末がPCメーカーから発表される可能性があるという。 サプライチェーン筋は、Wintelベースのタブレット端末は、Microsoft製アプリに慣れ親しんだエンタープライズ市場で高い需要が望めると指摘している。 また、タブレット端末市場において、Appleの「iPad」は、2012年も引き続き力強い成長が見込まれ、出荷台数は前年比で50%増が予想されており、60%前後の市場シェアを確保するとみられるとしている。

This website uses cookies.