裸眼3D視に対応するAndroid搭載スマートフォンが発売される状況下、Appleは次世代iPadの液晶パネルに、3次元(3D)技術を採用するかもしれない。 RCR Wirelessによると、米ハリウッドの内部情報筋の話として、大手映画スタジオ会社が、次期「iPad 3」の発売をにらみ、3Dコンテンツの準備を急いで進めているとのことだ。 また、iPadの受託製造先である台湾Foxconnからも、次期iPadでは3D技術が採用されるだろうとの情報を得たという。 (more…)
ソニーは2011年5月6日(米国時間)、米家電販売子会社のソニー・エレクトロニクスのサーバから、2001年に収集した約2500人分の顧客情報が流出したと発表した。流出した個人情報は、誰でも閲覧できる状況だった。古いサーバに情報が削除されず残ったままだったようで、一連のサイバー攻撃とは関係が無いとみられている。 (more…)
AppleがMacコンピュータのプロセッサを現行のIntelからARMベースに移行するようだと、ニュースメディアSemiAccurateが独自の情報源からの話として報じた。 プロセッサの移行はすぐに行われるのではなく、NVIDIA製Project DenverのようなGPU統合型64-bit対応プロセッサコアが市場投入される“2013年半ば頃”だと予想されいる。 まずはノートブック(MacBookファミリー)が対象となり、その後、デスクトップカテゴリ(iMacやMac mini、Mac Pro)に組み込まれる可能性もあるという。 消費電力が低いARMチップはバッテリ寿命が長いのが特徴で、AppleのiPhoneやiPadなどにも搭載されている。また。iOS以外でもほとんどのAndroid搭載スマートフォンやタブレット型端末に採用され、さらに、Microsoftは来年早々にも公開予定である次期Windows 8で、ARMチップのサポートを決定している。そのほか、サーバやスパコンなどへの組み込みと実用化も用意されている。 一方のIntelは、22nmのプロセッサ「Ivy Bridge」で3Dトランジスタ「Tri-Gate」を採用して、2011年内にも量産体制に入ることを明らかにしたばかりだ。 MacのハイエンドクラスをARMのパワーでカバーするには非力だろうし、Intelにとって今回のニュースは寝耳に水だったに違いない。逆に、Intelからすれば、高性能かつ低消費電力のIvy Bridgeを、ARM対抗としてスマートフォンやタブレットカテゴリに導入したい思惑があっただろう。 さて、実際にARMへのスイッチは行われるのだろうか?Appleはわずか5年前までは、IntelチップではなくPowerPCをMacに搭載してきた。 さらに、チップメーカーP.A. Semiの買収や、グラフィックチップ設計のエキスパートを引き抜くなど、独自設計の半導体開発へのこだわりは強い。 ARMベースにすることで、ノートブックを含むモバイルカテゴリは充実するかもしれない。しかしながら、デスクトップのハイエンドマシンはIntel製に頼らざるをえないだろう。ARMが今後3年程度の期間に、Intelの高性能CPU開発に追いつけるとは思えないからだ。 ラップトップとデスクトップとで、プロセッサが異なる状況は考えづらく、やはり、この情報はちょっと話が大きくなり過ぎのように思われる。
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