ソフトバンクは27日、2011年4~9月期の連結決算を発表。売上高は前年同期比4.8%増の1兆5356億円、純利益は同2.8倍の2172億円となり、4~9月期の最高益を3期連続で更新するとともに、au(1401億円)を初めて上回った。携帯電話事業はiPhoneが引き続き好調で契約数増に貢献、米Yahoo株の売却益も加わり収益を伸ばした。 孫正義社長は、14日に発売したiPhone 4Sについて、契約の純増に貢献しそうだという見通しを示した。電波のつながりにくさが報じられて解約増も懸念されたが、「iPhone 4に比べ数百パーセントの伸び」だという。また、在庫はゼロの状況で、入荷分はすべて予約者へ分配されていると述べた。
Adobeは2011年10月26日(現地時間)、クラウド型のフォト管理・編集サービス「Adobe Carousel」を公開した。 「Carousel」は、iPad、iPhone、Macなど様々なデバイスから利用可能なフォトライブラリサービスで、iOS端末(iOS 4.2以降)およびMac(OS X 10.7以降)向けアプリが無償公開されており(iOS版 / Mac版)、AndroidおよびWindows向けアプリも2012年上半期に公開予定だ。 「Carousel」は、これまでに無いほどシンプルな方法で写真の表示、閲覧、補正、共有が可能であり、どのデバイスからもPhotoshop Lightroomで使用される画像処理エンジンにて写真編集ができる。また、自動同期向けに組み込まれたクラウドベースのスマートメッシュ技術や、ソーシャルネットワーキングサービスとの連携機能が加わり、容量は無制限(JPEGファイル)で利用できる。 価格は2012年1月31日まで月額500円または年額5,200円(その後2年間も同価格で更新可)で提供される。また、30日間の無償体験版も用意されている。 (more…)
JetBrainsは、Mac、iPhone、iPadなどAppleデバイス向けのObjective-C用IDE「AppCode 1.0」を公開した。個人利用は99ドル(発売記念価格は69ドル)からで、オープンソースプロジェクトや教育関係者は無料で利用できるほか、30日間の試用バージョンもある。Mac OS X 10.5以降対応で、メモリ2GB以上が推奨されている。ファイルサイズは56.1 MB。 「AppCode」はiPhone/iPad/Macアプリの開発環境で、Xcodeプロジェクトとの互換性もある。コードエディタ機能が充実しており、Interface Builderとの連携、iOSデバイスでのシミュレーター、OCUnitでのテストなども可能であり、Subversion、Git、Perforce、CVSをサポートする。
iOS開発者のTwo Lives Leftは、タッチベースのiPad向けプログラミングアプリCodifyを公開した(via MacRumors)。同アプリは、Lua言語で記述されたシンプルなコードエディタで、iPadのインターフェイス、マルチタッチや加速度センサー機能とも連携する。価格は700円。 様々なアセットやプログラミング例およびプロジェクトが用意されており、ゲームやシミュレーションなどをインタラクティブに制作可能だ。ただし、コードのエクスポートおよびインポートはできないので、あくまでプロトタイプやアイデアを実験する環境となる。 従来、このようなアプリはAppleによって却下されていたが、iOS開発者向け規約が改正されインタプリタコード使用に関する規制が一部緩和されたことでApp Storeでの公開が可能となった。 (more…)
Appleは26日(現地時間)、3ivxVideoCodecプラグインとの互換性を修正した「iPhoto 9.2.1」を公開した。iPhoto '11 のすべてのユーザにアップデートが推奨されている。 (more…)
米Appleはベータテスト中のiTunes Matchについて、ライブラリの音楽データを10月27日に消去するとデベロッパにメールで伝達した。iOS端末およびコンピュータの両方でiTunes Matchを停止することが推奨されているが、コンピュータのデータが消えることはない。 今回のiTunes Matchのアップデートは、正式サービスが28日にも開始するのではないかとの憶測を呼んでいる。 iTunes Matchは年間24.99ドルの有料サービスで、10月末より米国限定でスタートする予定。
サムスンによる提訴が予想されていたためなのか、サムスンの地元である韓国ではiPhone 4Sの発売予定が明らかになっていなかったが、11月にも韓国で発売される見通しであることが分かった。これを受け、サムスンは販売差し止めの仮処分申請を検討中だとしている。 Apple Koreaは25日、国立電波研究院にiPhone 4Sの電波認証を申請しており、この認証にはおよそ1週間かかるものの電波認証を受けられない可能性はほとんどないという。韓国の販売キャリアはSKテレコムとKTで、10月31日から予約を受け付ける予定。 Appleウェブサイト韓国版は、iPhone 4S発表後しばらくの期間、iPhoneの紹介ページにiPhone 4Sの情報を一切記載せず、前世代モデル(iPhone 4)の情報しか掲載していなかった。
イタリア・ミラノの裁判所は27日、サムスンが起こしていたiPhone 4Sの販売差し止め請求を却下した。Appleは予定通り、28日よりイタリアでもiPhone 4Sを発売する。 サムスンはiPhone 4Sの3Gワイヤレス通信技術などが同社保有の特許技術2件を侵害していると主張していた。
iPhone 4Sの取り扱いを開始した米国第3位の携帯キャリアSprintだが、iPhone販売とネットワークの大幅増強のために、新たに約70億ドルの融資が必要となり、今後4年間でいえば総額150億ドルにおよぶ投資が必要になるという(AppleInsider)。 iPhoneの販売助成金は通常のスマートフォン標準より1台あたり200ドルも高額な約500ドルで、率にすると40%も高くつくのだという。Sprintは今後4年間に155億ドルもの大金をAppleへ支払うことになる。 しかし、SprintはiPhoneをラインアップに加えることで、新規契約が増えて70〜80億ドルの収益があると見積もっている。アナリストはこの試算に懐疑的であり、目標を満たすには会社全体をAppleショップに変える必要があるほどだと指摘している。
Appleは26日(米国時間)、米国証券取引委員会(SEC)に2011会計年度通期(2010年10月~2011年9月)の年次報告書(Form 10-K)を提出した(via MacRumors)。 これによると、9月24日時点におけるフルタイム従業員の合計は前年度比約22%増の6万400人で、そのうち約3万6000人が小売部門に所属している。また、直営店を新たに40店舗オープンし、1店舗あたりの従業員平均数は83.6人から100.8人に増加。 広告支出は前年度比約35%増の9億3300万ドルへと大幅に増加したものの、広告費が売上高に占める割合は1.0%から0.8%に低下した。 また、研究開発費は36%増の24億ドルになったが、売上高に占める割合は前年から0.8ポイント減の2.2%となった。
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