11月11日に公開されたiOS最新版「iOS 5.0.1」は、主にバッテリ消費が早い問題を解決するバグフィックス・アップデートだったが、同アップデータにはいくつかの問題が残っており、Appleは今後さらなる改良を加えると発表した。 All Things Dによると、「iOS 5.0.1」適用後もiPhone 4SなどiOS端末のバッテリの減りが早いと訴えるユーザがおり、Appleもアップデートにより多くの問題が修正された一方で、いくつかの問題が残っていることを認めたという。クパティーノは今後も引き続き、ソフトウェアレベルの修正を行うとしており、リリース時期は不明ながら、残った問題を解決した「iOS 5.0.2」が発表されるとみられる。
今年10月に発売されるのは、マイナーアップデートに甘んじた「iPhone 4S」ではなく、オールニューデザインの「iPhone 5」になる可能性もあったようだ。故スティーブ・ジョブズ氏の最終判断で数カ月前に断念したと噂されている。 Business Insiderのある情報筋によると、「iPhone 5」の試作機は、ディスプレイは従来の3.5インチより広い4インチを搭載して、背面はMacコンピュータやiPadでお馴染みの素材であるアルミニウムが使用され、スリムに再設計されたケースデザインだったという(この情報は1箇所からの未確認情報である)。 また、「iPhone 5」のホームボタンは現在の物理ボタンではなくタッチセンサー式を採用。メインカメラは10MPにまで向上して、デバイス本体にはリキッドメタルと呼ばれる耐久性の高い新素材が採用される可能性があった。 (more…)
Appleは11月11日、iPhone/iPad/iPod touch向けiOS最新版「iOS 5.0.1」(9A405)を一般公開した。当初想定よりも早いリリースだ。Appleは11月3日、iOS 5搭載端末でバッテリ寿命が早くなっていることを認め、バグを修正するアプデートを2〜3週間以内にリリースすると発表。その後、デベロッパ向けに2版のベータがシードされた後、2日前には一部エンドユーザにもプレリリース版が公開されていた。 今バージョンアップより端末からPCフリーで直接ダウンロード可能だ。正式版は差分のみを配信するデルタ版なのでファイル容量も少なく、Wi-Fi経由でストレス無くアップデートができるだろう。もちろん、従来通りiTunes経由でも可能だ。なお、端末から行う場合、「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」より入手できる。バッテリ残量が少ない場合は電源に接続することをお勧めする。 「iOS 5.0.1」適用により、問題になっていたバッテリ消費が短いバグが修正されるほか、初代iPadへのマルチタスキング・ジェスチャー追加、「Document in the Cloud」に関する問題修正やSiriの音声認識向上などが施される。また、iPad 2のSmart Coverに関する脆弱性や悪意のあるアプリをApp Storeで公開できるカーネルに関するセキュリティなどが改善されている。
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