Apple、AirPlayミラーリングとiMessageアプリの“Mac OS X版”を準備

Mac OS Xの将来設計に詳しい筋の情報によると、Appleは「AirPlayミラーリング」と「iMessageアプリ」について、“Mac OS X版”の開発を行なっているようである(via 9to5Mac)。将来的にMac OS X Lionに搭載される可能性があるという。 Mac版「AirPlayミラーリング」では、Macのディスプレイ画面に表示されている映像やゲームなどをApple TV経由で大画面ディスプレイなどにワイヤレス出力できるようになる。また、ストリーミング配信機能「AirPlay」は、QuickTime Xに統合されるという。この新機能は、Apple TVを使った法人向けプレゼンなどで活躍しそうだ。同機能はすでに、iPad 2およびiPhone 4Sにて利用できる。 一方、以前より噂されていたMac OS版「iMessage」は、現在のインスタントメッセンジャー「iChat」に組み込まれるのか、それともスタンドアロンアプリとして提供されるのかは現段階で不明だという。同アプリでは、MacからiPod touchやiPad、iPhoneなどのiOS 5搭載端末と「iMessage」が接続利用可能となる。 (more…)

9 years ago

スティーブ・ジョブズ氏最期の言葉は “OH WOW. OH WOW. OH WOW.”

故スティーブ・ジョブズ氏の実妹モナ・シンプソン氏は、ジョブズ氏の最期の言葉が “OH WOW. OH WOW. OH WOW.” であったことを現地時間30日付けThe New York Times(電子版)で明らかにした。日本語になおすと「ああ!うわー」といった意の感嘆詞を3回ほど繰り返したことになろうか。シンプソン氏はUCLAの教授であり、ベストセラー作家としても知られた存在だ。同氏は10月16日、スタンダード大学の記念教会で催された追悼式でジョブズ氏への頌徳の言葉を捧げた。 シンプソン氏はジョブズ氏と再会後の27年間について、3つの期間、つまり健康なとき、病気になってから、そして末期について語っている。ジョブズ氏は生まれた直後に養子に出されており、実の母親はジョアン・シンプソン氏、またアブドゥルファター・ジョン・ジャンダリ氏を共通の父として持つ。 ジョブズ氏は、毎日大好きなことに一生懸命打ち込んだが、これは本当にシンプルでありかつすごい集中力だったという。たとえ結果が伴わない時でも熱心に働くことを貫いた。 また、Appleから追放された際とても痛々しかったことや、目新しさではなく美を重んじていたこと、恋愛について語る時には少女のように純になり、妻であるローリーン・パウエル氏と初めて出会った日、「とても美しく聡明な女性に出会った。結婚をするよ」と興奮して電話をして来たこと、さらに、京都で見つけたそば屋の話題などにも触れられている。 ジョブズ氏は様々な事柄に詳しく、謙虚で学ぶことが好きだった。もし違ったふうに育っていれば数学者になったかもしれないと語っていたそうだ。 「スティーブは死というイベントのためにも生きてきたのだ。死が彼に訪れたのではなく、彼自身が死を全うしたということを私は学んだ」

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Apple Lossless(ALAC)がオープンソースに

Appleは27日(現地時間)、Mac OS Forgeにて同社が開発してMac、iTunes、iOS端末などに使用するオーディオコーデック「ALAC(Apple Lossless Audio Codec)」のエンコーダとデコーダをオープンソース化すると発表した。ライセンスはApache 2.0を適用しており、商業利用が期待される。 「ALAC」はMac OS Xのコアオーディオ圧縮技術として、2004年5月にiTunes 4.5およびQuickTime 6.5.1に初めて採用された。圧縮・展開後のデータがオリジナルと完全に等しくなる可逆(ロスレス)圧縮音声方式で、無圧縮の音楽ファイルを40〜60%まで圧縮することができる。可逆圧縮コーデックには「FLAC」やソニーが開発した「ATRAC」などがある。

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