2012年に市場投入される次世代iPhoneは、第4世代移動通信システム(4G LTE)をサポートするとみられているが、米Sprintは15機種ものLTE対応モバイル端末を発売するほか、HTC、サムスン電子、モトローラ、LGなどからもこぞって第4世代対応デバイスが投入され、ノキアやApple、RIM、ソニエリなども参入するとみられている(AppleInsider)。 Appleが先々週に発売した「iPhone 4S」がLTEをサポートしなかったのは、第1世代のLTEチップセットはサイズやコストがかさむためだとみられている。
Millennial Mediaによるモバイル広告動向調査によると、インターネットに接続しているスマホやフィーチャーフォン、タブレットやその他のモバイルデバイスの広告露出を調査したところ、ウェブブラウザやアプリ内広告に関してAppleの広告ビジネスが抜きん出ていることが明らかになったという(AppleInsider)。 Millennialのプラットフォームでは、Android端末が56%に対して、iOS端末はその半分の28%だったが、メーカー別の広告露出シェアでAppleは約23%を占めてトップとなった。また、機種別でもiPhoneが約13%のシェアを獲得してトップとなり、iOS端末の内訳ではiPhoneが54%、iPadとiPod touchが残りの46%を占める結果となった。
IT専門調査会社IDC Japanは25日、2011年第2四半期(4~6月期)の国内IT市場の実績と、2011~2015年の国内製品別IT市場予測を発表した。 2011年の国内IT市場予測は前年比1.6%減の12兆4,797億円としたが、8月時点の予測よりも0.8ポイント改善した。東日本大震災の影響もあって国内経済が低迷するなか、スマートフォンやタブレットの急速な普及、理化学研向けの「京」の出荷によって、ハードウェア市場はわずか1%だがプラス成長が予測されている。 特にスマートフォンの市場規模は前年比34.5%増の1兆1,915億円と非常に好調で、PC市場(1兆5,946億円)に急速に近づいている。 2012年はスマートフォンが国内IT市場拡大をけん引すると予測されており、市場規模は前年比17.6%増の1兆4,013億円と2桁のプラス成長が見込まれている。 (more…)
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