Amazon.comのタブレット端末「Kindle Fire」の予約は非常に好調であり、当初の想定より数百万台も増産して準備しているとされるなか、Appleのティム・クックCEOは、約10日後に発売が迫ったiPadキラー本命と目される競合端末の市場投入を歓迎していると発言した。 バークレイズ・キャピタルのアナリストであるベン・レイツェス氏は、Appleのティム・クックCEOとピーター・オッペンハイマーCFOと面談して、Amazonの199ドルタブレット投入がAppleに与える影響について話し合った際、タブレット端末市場が分断化されることはAppleにとって好都合だと分析していることが分かったという。Apple首脳はAndroidプラットフォームの分断化が進めば進むほど良いとみており、結局のことろ、より多くのユーザやデベロッパが「iPad」を選択すると自信をみせている。 「Kindle Fire」はAndroidベースでありながら、Amazonの製品やサービスに非常に最適化されており、Amazon Appstoreで配信されるアプリも独自のプラットフォーム向けとなっている。 レイツェス氏によれば、クパティーノベースの世界最大のIT企業は「iPad」の価格を引き下げる可能性があるという。ただし、品質や顧客体験に対して妥協することはなく、低価格競争に対抗する意図もないとみている。
ASUSTeK Computer(ASUS)は11月3日、都内家電量販店2箇所において、MacBook AirライクなUltrabook準拠の薄型軽量モバイルノート「ZENBOOK」の発売記念イベント「ウルトラ タッチ&トライ」を開催した。ビックカメラ有楽町店およびヨドバシカメラAkibaで行われた同イベントは、明日も引き続き行われる。 アルミのヘアライン加工が施された美しい外観が印象的な「ZENBOOK」シリーズは、11.6型の「UX21E」と13.3型の「UX31E」の2モデルがラインアップ。13.3型の解像度はAir超えの1600×900ドットを誇る。また、プロセッサはSandyBrige世代の超低電圧版のCore i7-2677M(1.8GHz)を搭載しており、こちらもAirのCore i5(1.6/1.7GHz)より上だ。SSDも3Gbps接続のAirより高速な6Gbps接続で、インターフェイスにThunderboltはさすがに搭載しないがUSB 2.0のほかUSB 3.0も1基備えている。 そのほかの特徴として、スリープから2秒で復帰可能な高い応答性(Instant On)や、オーディオ機能としてデンマークの高級オーディオメーカーBang&Olufsen ICEpowerと共同開発したサウンドシステムを採用した。また、独自の電源管理技術「Super Hybrid Engine II」によりスリープモードで最長約14日間バッテリが持ち、残量が5%以下になるとメモリのデータがSSDに自動保存される。 (more…)
アップルストア銀座は文化の日の穏やかな午後も「iPhone 4S」を買い求める人びとが列を作った。ただし、ソフトバンク版は64GBモデルのみしか用意されていない。ソフトバンク版の16/32GBモデルは在庫切れだが、同64GBモデルはブラック、ホワイトともに在庫は潤沢だ。 一方のau(KDDI)版は全モデル在庫ありで、予約無しでも問題なく購入できる。 auの場合、近所の大型家電量販店で確認しても、ほとんどのモデル・カラーが在庫有りだった。KDDIは先月28日より、これまで一部店舗でのみ取り扱ってきた「iPhone 4S」をauショップ全店(2,615店舗)で販売開始している。 (more…)
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