日本のインダストリアル(工業)デザイナーの草分けで、戦後のモダンデザインを支えた文化功労者の柳宗理(やなぎ・そうり、本名宗理=むねみち)氏が12月25日、死去した。96歳だった。 父は民芸運動パイオニアと知られる柳宗悦(むねよし)。東京美術学校(現東京芸術大)で油絵を学んだが、建築家のル・コルビュジエに影響を受けて、戦後にはレコードプレーヤーやオート三輪などの工業デザインを始めた。 1957年にはミラノ・トリエンナーレ展で蝶が羽を広げたような鳥居に似た形状の椅子「バタフライ・スツール」が金賞受賞。その後、野毛山公園歩道橋や札幌冬季オリンピック聖火台をはじめ、高速道路トンネル坑口や料金所など数多くのインダストリアルデザインを手がけた。また、家具、料理器具、食器、電気製品、照明、自動車、玩具、オブジェなど多岐に及ぶ分野のプロダクトデザインを手がけ、我々の日用品にも影響を与えてきた。
米Googleは12月14日(現地時間)、慈善活動「Google Gives Back」の一環として新たに4,000万ドルの寄付を行ったと発表した。 同社は2011年だけでも世界中のさまざまな非営利団体や教育施設に1億1,500万ドル以上を寄付しており、特定非営利活動向け広告や教育向けアプリ提供などによる支援は10億ドルを超えるとされる。また、社員によるボランティア活動は40,000時間を超えたという。 (more…)
日本経済新聞によると、楽天球団会長である三木谷浩史氏は、ディー・エヌ・エー(DeNA)による横浜ベイスターズ買収に反対する考えを示したという。ベイスターズ親会社のTBSはすでに、DeNAへ売却することで大筋合意している。なお、球団売却には9球団以上の賛同が必要だ。 三木谷氏はDeNAが運営するソーシャルゲーム「モバゲー」を疑問視し、「子供の教育的観点からどうなのか。違和感がある」と指摘。さらに、地元の一部から反発が出ていることなどを挙げ、「売却しないというのは一般常識だ」と述べた。
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