Adobe Systemsは2011年5月3日(米国時間)、クリエイティブ関連ソフトの最新シリーズ「Adobe Creative Suite 5.5(Adobe CS5.5)」をリリースした。同日公開されたのは英語版のほか、フランス語およびスペイン語版で、直販サイトAdobe Storeで入手可能だ。なお、日本語版の発売は5月20日に予定されている。 Adobeは先月、Creative Suiteファミリーのメジャーアップデート間隔をこれまでの18カ月から24カ月に変更し、期間内に中間リリースを行うと発表していた。 また、CS5.5より、新しい購入方法として「サブスクリプション」と呼ばれる月額払いの料金モデルが追加され、Photoshopなどの主力製品が月額5,000円から提供される。 CS5.5では、HTML5/CSS3のサポート、スマートフォンやタブレット端末向けコンテンツやアプリ制作および電子書籍コンテンツ制作機能などが強化されている。 また、Photoshop CS5 Extendedと連携して利用できるiPad向けアプリ「Color Lava」、「Eazel」、および「Nav」が5月10日にAppleのApp Storeで発売される予定だ。
Webトラフィック解析の米Net Applicationsは、2011年4月のオペレーティング・システム(OS)やWebブラウザなどの市場動向調査を発表した。 OS市場シェアでは、Mac OSが5.4%、iOS2.24%が占め、2009年7月に現在の集計方式になってから過去最高のシェアを獲得した。iOSには、iPhone、iPad、iPod touchが含まれる。 スマートフォンやタブレット端末の普及拡大に伴い、モバイルデバイスからのアクセスシェアが、ここ1年間で2倍以上に急増している。 Webブラウザ部門でも、Appleが開発するSafariが7.15%に達し、過去最高の市場シェアを獲得した。 GoogleのChromeが過去最高の11.94%を占めた一方で、MicrosoftのInternet Explorer(IE)は、55.11%で過去最低を更新した。Firefoxも21.63%と前月比で微減して伸び悩んだ。 ブラウザのバージョン別でみてみると、Chrome 10.0が6.69%から9.91%へ、IE 9.0が1.04%から2.41%へと前月から大きくシェアを伸ばした。
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