Mozillaは「Firefox」のリリース周期について、5週間ごとにメジャーアップデートすることを検討していたが、現行の「6週間ごと」のサイクルを維持することを決定した。ただし、今後サイクルが短縮する可能性は残っている。 「Firefox」は従来、1〜2年程度の長い期間を経てメジャーアップデートされてきたが、Firefox 5から6までは例外的に8週間の間隔になったものの、ver7以降は6週間ごとにメジャーアップデートされると発表されていた。 次期「Firefox 7」は9月27日にリリースされる予定で、年内には「Firefox 9」まで公開されることになる。 しかし、高速サイクルは多くのビジネスユーザから不評を買っており、Mozillaはサポート期間を大幅に伸ばしたリリースも検討している。
Adobeは21日(現地時間)、次期メジャーバージョン「Flash Player 11」と「AIR 3」について、10月初旬に公開予定だと発表した。 Flash Player 11では、Flash、HTML5、ネイティブコードの適切な組み合わせが可能となり、アクセラレーション対応2D/3D機能により3Dがサポートされる。開発時にはMolehillというコードネームで呼ばれてきた「Stage 3D」APIにより、レンダリング性能が1,000倍高速化するとされる。 また、64ビットOS・ウェブブラウザのネイティブサポートや非同期ビットマップデコーディング、セキュリティ強化などが施され、インターネット経由でゲーム専用機並みのWeb対応2D/3Dゲームが可能になる。 なお、「Flash Builder」と開発フレームワーク「Flex」は、2011年内に登場予定のバージョンで新機能をサポートする予定。 (more…)
Ice Cream Sandwich(ICS)のリリースが迫るなか、Googleは19日(現地時間)、タブレット向けHoneycombアプリをスマートフォンにも最適化するようデベロッパに対して呼びかけた(Android Developers Blog)。 ICSでは、スマートフォンからタブレット端末まで、1つのバージョンですべてのスクリーンサイズがサポートされる。 アプリをタブレットのみに限定させることも可能だが、より小さなスクリーンに対応するメリットは大きく、また、APKを統一化することもできるので、ICS SDK入手前の今のうちに備えておくだけの価値はあるだろう。
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