米PBS(公共放送サービス)は26日、ドキュメンタリー番組「Steve Jobs - One Last Thing」を11月2日に放映することを発表した。 Apple共同創設者の一人であるロナルド・ウェイン氏をはじめ、ジョブス氏が創業したNeXTに出資したロス・ペロー氏、The Wall Street Journalのテックコラムニストであるウォルト・モスバーグ氏などとのインタビューが含まれる。
Appleは、タッチスクリーン搭載デバイスをロック解除する際のジェスチャコントロールに関する特許を取得した(AppleInsider)。 米国特許商標庁が承認した同特許には、iPhoneやiPadなどのiOS端末と競合する多数のモバイル機器が含まれる見通しだが、専門家によるとAndroid端末などが法的に問題となるような事態に陥るかは不透明だという。 英BBCによると、欧州では通常ソフトウェアは特許対象外となっているものの、スライドしてロックを解除するジェスチャ機能がハードウェア上で物質的に実証されれば、この特許の有効性が高まる可能性があると指摘されている。
電子書籍ストアiBookstoreで配信されたスティーブ・ジョブズ氏の伝記「Steve Jobs」(ウォルター・アイザックソン著)に画像フォーマットの問題が発見された。 Appleは一部顧客に配信したデータに不具合があったことを認めており、問題のあるバージョンをダウンロード購入した顧客に修正後の製品を無料提供している。
米Appleは同社直販サイトで注文した商品を、顧客指定の直営店でピックアップできるサービスをスタートした。現在、サンフランシスコの3店舗で利用できる。対象商品はApple Storeで販売されているApple純正品のほか、取り寄せのサードパーティ製品も含まれる。Appleは同サービスにより郵送や梱包のコストを削減でき、顧客は郵送されるのを待つ必要が無くなるとともにプライバシーも保たれる。 しかし、まだ実験的な段階であり、例えば在庫ありの商品でも郵送より遅い日時が表示されるケースもあるようだ(Mac Rumors)。 Appleは今後、同サービスを全米各地のApple Storeで展開する計画だが、日本でのサービス開始は未定だ。
Nokiaは26日、ロンドンで開催した「Nokia World」において、同社初のWindows Phone端末「Nokia Lumia 800」と「Nokia Lumia 710」を発表した。ソーシャルサービスとの連携やインターネットとの接続性をアピールするとともに、同社サービスNokia DriveやNokia Musicとの連携も強調されている。 「Lumia 800」は3.7インチ有機ELディスプレイを搭載しており、ヘッドターニングデザインと呼ばれるパネルがカーブした外観が特徴。CPUはSnapdragon MSM8255(1.4GHz)、RAMは512MB、カメラは800万画素、ストレージは16GB、サイズは116.5×61.2×12.1mm、重量は142g、価格は420ユーロ。すでに予約受付を開始しており、11月に英国やフランスなど欧州6カ国で発売される予定。 「Lumia 710」は3.7インチ液晶を搭載、CPUはSnapdragon MSM8255(1.4GHz)、RAMは512MB、カメラは500万画素、ストレージは8GB、サイズは119×62.4×12.5mm、重量は125.5g、価格は270ユーロ。年内に香港、インド、ロシアなどで発売予定となっている。 (more…)
台湾Catcher Technology社の中国工場が悪臭などの公害問題で一時閉鎖に追い込まれていた問題で、同社は26日、早ければ来月にも操業を全面的に再開するという見通しを示した。 CatcherはAppleのMacコンピュータ(MacBook Pro / MacBook Air / iMac)向けにアルミ筐体(ユニボディ)を製作している。 Reutersによれば、月内に工場の設備はすべて改善される予定であり、中国当局から認可され次第、全面的に操業再開が可能になるという。また、すでに26日から当局による査察が開始されている模様だ。 中国の蘇州工場は今月16日に生産停止に追い込まれ、Catcherは10月の生産量について最大20%の減産に追い込まれるという見通しを示していた。
iTunesやiCloudを支える米ノースカロライナ州メイデンにある巨大データセンターに隣接する土地に、太陽光発電所が併設される計画が浮上した。 Appleは今春完成したメイデン・データセンターにすでに5億ドル以上を投資しているが、隣接する171エーカーもの広大な土地にソーラーファームを建設する計画だという。 この計画は「プロジェクト・ドルフィン・ソーラーファーム・A拡張」と呼ばれており、管轄のカトーバ郡は建築許可申請は受けていないものの、ソーラーファームの準備には許可を与えているという。 グリーンピースなどは同データセンターにエネルギー供給しているDuke Energyが、再生可能エネルギーを使用していないことでAppleを批判していたが、太陽光技術の採用により「環境に優しい」ことをアピールできそうだ。 しかしながら、すでに開始された宅地造成により、近隣住民は騒音や煙、悪臭に苦情を寄せており、住民のひとりは「彼らは地元住民のことなど何も考えていない」とAppleを批判している。 (more…)
オリンパスは26日、菊川剛会長兼社長に代わって高山修一取締役専務執行役員が社長に昇格する人事を発表 [PDF]した。菊川氏は代表権のない取締役に退く。 同社は今月14日、英国人のマイケル・ウッドフォード前社長を解任して、当時会長だった菊川氏が社長職を兼任していた。ウッドフォード氏は過去の企業買収の手数料をめぐって不透明な資金の流れがあったなどと指摘。株式市場ではオリンパス経営陣への不信感が高まり、株価が半値にまで落ち込んでいた。 (more…)
IT情報プロバイダIDG World Expoは25日(現地時間)、Macworld | iWorld(旧Macworld Expo)への参加受付を開始した。開催場所は例年通りサンフランシスコのモスコーン・コンベンション・センターで、2012年1月26日から28日まで開催される。Apple製品を使った映画やテレビ番組制作のセッション、ミュージシャンによるライブイベントなども行われる。 Macコンピュータよりも市場の大きいiOSデバイスやソフトウェアにフォーカスを拡張させるネーミングとなった。 同イベントでは、故スティーブ・ジョブズ当時CEOがオープニング基調講演で新製品を発表するなどAppleにとって重要な位置づけのイベントだったが、Macworld 2009を最後にAppleは参加していない。
iPodの生みの親として知られるトニー・ファデル氏らが立ち上げたベンチャー企業Nest Labsは25日(現地時間)、これまでに無い新しいサーモスタット「Nest Learning Thermostat」を発表した。価格は249ドルと従来型製品よりかなり高価だが、同装置導入によりエネルギー効率が最大30%向上するという。 Nestは、ユーザの温度設定パターンを学習する省エネ対応の室温自動調整装置。ステンレスリングを回すことで温度設定を調整でき、1週間程度で行動パターンを学習して自動調整をスタートする。 LCDディスプレイは温度を下げている時は青色に、上げている時には赤色になり、現在の温度表示や設定温度に達するまでの時間、省エネマークなどが表示される。 また、人がいないことを察知するAuto Away機能により冷暖房を弱めることもでき、Energy Historyで節約状況を確認することも可能。 Wi-Fi機能を備えており、現在の外気や天気予報などを把握するほか、ユーザ自身もノートパソコンやスマートフォン、タブレットからリアルタイムに制御できる。また、エネルギー効率を分析するウェブサイトも用意される。 トニー・ファデル氏とともにNestを創設したマット・ロジャース氏も、元Apple社員でありiPodやiPhoneのソフトウェア開発チームに所属していた。 ファデル氏がAppleを退社したのは、現Apple iOS担当上級副社長であるスコット・フォーストール氏と衝突したためだとも指摘されている。 (more…)
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