BRICsをはじめとする新興13カ国の主要メディア18社が選ぶ「2011年版世界10大ニュース」にスティーブ・ジョブズ氏死去がランクインした(新華社)。 1位は東日本大震災および原発事故、2位は中東や北アフリカの民主化運動「アラブの春」、3位はアルカイダ指導者ビンラディン容疑者殺害だった。 ジョブズ氏死去は第7位で、iPhoneやiPad、iPodの売れ行きが好調な新興国における同氏の影響力の大きさが改めて示された形だ。 一方、米AP通信発表による年次世界10大ニュースでは、ジョブズ氏死去は候補には挙がっていたものの10位以内にランクインしなかった(AP)。 AP通信選出の今年のトップニュースはビンラディン容疑者殺害事件、2位は東日本大震災および原発事故、3位は中東や北アフリカの民主化運動だった。 Appleの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は今年10月5日(現地時間)、56歳の若さでこの世を去った。世界はあまりにも早すぎる偉大なるビジョナリーの死を悼んだ。 ジョブズ氏の実妹でありベストセラー作家でも知られるモナ・シンプソン氏は、ジョブズ氏死去について「スティーブは死というイベントのためにも生きてきた」と述べ、さらに「死が彼に訪れたのではなく、彼自身が死を全うしたのだ」と語っている。
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は12月17日、PSP後継の新型ポータブルゲームマシン「PlayStation Vita」(プレイステーション・ヴィータ:PS Vita)を日本市場で発売開始した。渋谷TSUTAYAや秋葉原ヨドバシアキバなどでイベントが行われ、早朝から数百人が列を作った。価格は3G/Wi-Fiモデルが29,980円、Wi-Fiモデルが24,980円。 PS Vitaは海外に先駆けて日本で発売され、欧米では来年2月に発売される予定だ。ソニーによるポータブルゲーム機のニューモデル投入は実に7年ぶり。 PS Vitaの特徴として、タッチパネル対応5インチ(960×544)有機ELディスプレイを採用して、背面にもタッチパッドを搭載する。プロセッサはARM Cortex-A9クアッドコアでマルチタスクにも対応。カメラを前背面に計2基実装するほか、GPS機能、モーションセンサー、電子コンパス、マイクを搭載。また、次世代Web標準「HTML5」をサポートするのも魅力だ。 (more…)
米Appleは12月16日(現地時間)、同社最新スマートフォン「iPhone 4S」をブラジルやロシアなど新たに20カ国以上で発売開始した。 ブラジル、ロシア以外にもバーレーン、チリ、エジプト、イスラエル、ヨルダン、クウェート、マレーシア、モロッコ、ペルー、フィリピン、カタール、サウジアラビア、南アフリカ、タイ、チュニジア、トルコ、アラブ首長国連邦、ベトナムおよび台湾で発売となった。中国はこのリストに含まれていない。 10月14日に日本を含む世界7カ国で発売開始となった「iPhone 4S」は、発売開始後3日間で400万台以上を売り上げ、その後も驚異的なペースで売れ続けており、Appleは今期だけで3,000万台前後のiPhoneを販売すると予想されている。
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