Appleは開発者向けに「iTunes 10.5.1 beta 3」を配布。同アップデータには、米国でローンチが遅れている「iTunes Match」の安定性およびパフォーマンス向上に関する重要な改善が多数含まれている。 AppleはiTunes Matchのスタートに向けて、iCloudライブラリに保存されていたデータを再び消去したが、今後、再度リセットする可能性があるとしている。ただし、バックアップコンピュータからデータが削除されることはない。 iTunes Matchは、ユーザのライブラリのなかでiTunes Storeで販売されている楽曲と同じであればiPhone/iPad/iPod touch/Mac/Apple TVなどの端末から音楽コレクションを楽しめる年額24.99ドルのサブスクリプションサービス。データは256kbps AAC(DRMフリー)に置き換えられてダウンロードでき、クラウド上にアップロードする手間が省略できる。同サービスは10月末に米国でスタート予定だった。
11月11日に公開されたiOS最新版「iOS 5.0.1」は、主にバッテリ消費が早い問題を解決するバグフィックス・アップデートだったが、同アップデータにはいくつかの問題が残っており、Appleは今後さらなる改良を加えると発表した。 All Things Dによると、「iOS 5.0.1」適用後もiPhone 4SなどiOS端末のバッテリの減りが早いと訴えるユーザがおり、Appleもアップデートにより多くの問題が修正された一方で、いくつかの問題が残っていることを認めたという。クパティーノは今後も引き続き、ソフトウェアレベルの修正を行うとしており、リリース時期は不明ながら、残った問題を解決した「iOS 5.0.2」が発表されるとみられる。
今年10月に発売されるのは、マイナーアップデートに甘んじた「iPhone 4S」ではなく、オールニューデザインの「iPhone 5」になる可能性もあったようだ。故スティーブ・ジョブズ氏の最終判断で数カ月前に断念したと噂されている。 Business Insiderのある情報筋によると、「iPhone 5」の試作機は、ディスプレイは従来の3.5インチより広い4インチを搭載して、背面はMacコンピュータやiPadでお馴染みの素材であるアルミニウムが使用され、スリムに再設計されたケースデザインだったという(この情報は1箇所からの未確認情報である)。 また、「iPhone 5」のホームボタンは現在の物理ボタンではなくタッチセンサー式を採用。メインカメラは10MPにまで向上して、デバイス本体にはリキッドメタルと呼ばれる耐久性の高い新素材が採用される可能性があった。 (more…)
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