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Apple、PegatronにASUSのUltrabook “ZENBOOK” を製造しないよう圧力?

ASUSTeK Computer(ASUS)は昨年、MacBook AirライクなUltrabook準拠の薄型軽量モバイルノート「ZENBOOK」を投入して話題となったが、DIGITIMESはCommerical Timesの情報として、Appleが組立を請け負っているPegatron Technologyに対して、「ZENBOOK」を製造しないよう圧力をかけたと報じた。 PegatronはMacBook Airをはじめ、一部iOS端末などApple製品の組立を多く請け負っており、情報筋によれば、Appleはどちらの関係を重視するのか二者択一を迫ったとされる。 Appleの圧力を受けてPegatronは来月末にも「ZENBOOK」の受注を取り止める方針であり、ASUSはUltrabookの製造委託先をCompal ElectronicsまたはWistronに変更する見通しだという。

13 years ago

<中国>商標権侵害でiPadの発売禁止に?=当局が押収開始か

中国で「iPad」の商標権をめぐり地元企業と係争中のAppleだが、複数の中国メディアによれば、一部地域で中国当局によるiPad製品の差し押さえが始まった模様であり、小売店のなかには押収を免れるために製品を隠す行為も見られるという(The Next Web)。 商標権を持つと主張するProview Technology(唯冠科技)とAppleは、互いに商標権侵害などで訴えていたが、広東省深セン地裁は昨年12月、Appleの訴えを退けていた。 AppleはProview Technologyの親会社であるProview International(唯冠國際控股)から「iPad」の商標権を5万5千ドルで買い取っていたが、Proview側は中国本土の使用権は含まれていないと主張し、Appleに対して損害賠償と販売差し止め請求を起こしていた。 複数の中国メディアは、国家工商行政管理総局によるiPadの押収を報じているが、これが一部地域に限定されるのか、または中国全域に拡大するのかは現時点で不明だ。 Appleティム・クックCEOは直近の業績発表において中国市場の重要性を強調していたが、iPhoneに次いで売上の中核を成すタブレット事業に暗雲が垂れこめてきた。

13 years ago

米AT&T、4G LTE対応microSIMカードを準備=iPad 3向けに投入も?

米大手通信キャリアAT&Tは、LTE方式対応のmicroSIMカード発売を準備しており、3月初めの発表が予想されLTE対応が期待される「iPad 3」向けにも投入されるのではないかと話題になっている。 米携帯端末情報サイトPhone Arenaは、AT&Tが販売店に供給したとされる新しいLTE対応microSIMカードの写真を入手しており、3月半ばの投入が予想されるNokiaの最新Windows Phone端末「Lumia 900」用だとみられている。 AT&Tの高速LTEネットワークはiPhone/iPadのmicroSIMと互換性は無いが、次世代iPhone/iPadでのLTEサポートが噂されており、Nokiaのスマートフォン発売前に、「iPad 3」用として投入される可能性も捨てきれない。

13 years ago

iPad 3、超高解像度パネルが目玉か=3月初旬に発表へ

「iPad 3」の発表イベントが来る3月の第一週に米サンフランシスコで開催されるとみられるなか、The New York Timesは匿名のApple従業員から得た情報として、新型iPadのスクリーンパネルは“驚くほど美しい”ディスプレイに仕上がっており、サイズは「iPad 2」と同じ9.7インチであるとともに、現行プロセッサ「A5」よりも高速なチップが採用される見通しだと報じた。 iPhone 4の次の世代がiPhone 5ではなくiPhone 4Sとなったように、第三世代iPadの名称が単に「iPad 3」になるか否かは不明であるとしながらも、次世代iPadのパネル解像度は2048×1536ピクセルか、または、それに近いピクセル密度になるとみられ、いわゆるiPhoneと同じ「Retinaディスプレイ」として新タブレットの目玉になると予想されるという。

13 years ago

「iPad 3」のバックパネル写真がリーク=バッテリサイズ拡張や新型パネル採用など

1〜2ヶ月以内の発表が噂されるAppleの次世代タブレット「iPad 3」と思われる写真がリークされ話題となっている。   「iPad 3」とみられる背面カバーパネルの内部および外部写真がネット上に流出しており、iPad向けカバー「Smart Cover」の次世代版とされる新型マグネット部材の写真もリークされた。 「iPad 2」と「iPad 3」の比較写真からは、バッテリサイズの拡張とロジックボードの再設計が読み取れる。AppleはiPadのバッテリ駆動時間をさらに向上させるため、ロジックボードのサイズをコンパクトに抑え、より大きなバッテリパックが搭載できるよう広いスペースの確保を目指したようだ。また、LCDパネルの実装方法が変更されるとみられる一方で、写真からは読み取れないが、新パネル採用によって現行モデルよりデバイスの厚みが増すことは無いようだとされる。   バックパネルの背面にはAppleのロゴマークしか印字されておらず、テスト生産用パーツとみられる。バックカメラの搭載位置は現行モデルよりも端に接近しており、おそらくは新型のイメージセンサーが搭載されると予想される。 次世代iPadの仕様として、Retinaディスプレイ(解像度2048×1536ピクセル)や次期「A6」チップ、LTE対応などが予想されているが、「A6」チップがクアッドコアではなくデュアルコアにとどまるとの見方も出てきている(The Verge)。情報筋によれば、「A6」のコア数は4基ではなく2基のままだとされる一方で、グラフィックス処理速度は大幅に向上するとみられるという。 デベロッパ向けにリリースされた次期「iOS 5.1」のコア・レファレンスパネルで、クアッドコア・モバイルプロセッサのサポートを示唆する記述が見つかったことや、ライバル企業がクアッドコアSoCをすでに市場投入するなかで、「A6」のコア数は4個になるものと思われてきた。 しかし、次期プロセッサがデュアルコアのままだとするならば、「Tegra 3」との差を感じざるを得ない状況になるのかもしれない。   [Source: Repair…

13 years ago

<Gartner調査>英仏でMacが躍進=PC総出荷大幅減もMacはプラス成長

Gartnerが取りまとめた2011年第4四半期の西欧におけるPC市場調査によると、深刻化する債務危機の影響を受けて、PCの総出荷台数は前年同期比で16%減となり、4四半期連続で大きくマイナス成長となったことが8日、分かった。同四半期のPC出荷台数は1,630万台で、2011年通期では前年比16%減の5,850万台だった。 PCの販売不振について、Gartnerのアナリストは「メーカーの価格引き下げや年末商戦のプッシュにもかかわらず、顧客の関心がスマートフォンやタブレット型端末に流れ、特にコンシューマー向けPCが大きく落ち込んだ」と分析しており、イタリアやギリシャなどでは前年同期比で30%を超えるマイナスとなった。 英国やフランスでも前年同期比で10%超のマイナス成長だったが、AppleのMacコンピュータは英国で前年同期比17.2%増、フランスでも同15.3%増と大きく売上を伸ばした。 Appleが1月24日に発表した2012年度第1四半期(2011年10〜12月期)の決算発表によると、欧州市場のMac販売が絶好調であり、欧州全体の出荷台数は前年同期比19%増の148万2,000台を記録していた。 欧州のMac出荷台数は北米地域に迫る勢いであり、日本市場の8倍以上の販売台数を誇っている。欧州の景気減速の流れも今のAppleの勢いを止められなかったようだ。

13 years ago

アナリスト: Apple製テレビ「iTV」、“配信コンテンツ”確保が鍵

Jefferies & Co.のアナリストPeter Misek氏は、2月6日付クライアント宛てのリポートのなかで、Appleが開発中と噂される高精細テレビについて、名称は「iTV」となり、映像コンテンツ供給のため、ケーブルテレビ局や携帯電話キャリアと交渉するだろうという予測を示した。 AT&TやVerizon、Bell、Rogersなど携帯電話キャリアとの提携を視野に、番組制作プログラムやライセンスを購入する可能性がある一方で、オリジナル番組制作は薄利でリスクが高いうえ、反トラスト法抵触の可能性もあって回避されるとみられる。 また、iPhoneやiPadなどiOS端末で録画したビデオコンテンツを投稿できるYouTubeのような動画投稿サイトを構築する可能性もあるという。 いずれにせよ、Appleは優れたユーザインターフェイスとエコシステムによりライバル企業よりも優位な立場にあり、Misek氏の分析では、Appleの薄型テレビ市場参入の背景には、顧客をAppleのエコシステムに引き込んで、テレビ以外のiOS端末やMacコンピュータなどの購入を促す狙いもあるとみられている。なお、「iTV」の発売時期やスペックなどの詳細には触れられていない。

13 years ago

サムスン、スーパーボウルのテレビCMでAppleをまたもや挑発

NFLの年間王者を決める第46回スーパーボウルが現地時間5日に開催されたが、サムスンはまたもやAppleユーザを皮肉るテレビコマーシャルを放映した。 米国最大のスポーツイベントとして同国内だけでも1億人以上が視聴するスーパーボウルのテレビCM枠は、30秒で350万ドルとされるプレミアム広告となるが、サムスンが提供したのは第4クォーター中にオンエアされた90秒に渡るロングバージョン。 Samsung Mobile USA - Thing Called Love サムスンが訴求したのはLTE対応の5.3インチ有機ELパネル搭載のスマホ「Galaxy Note」。“S Pen”によるペン入力が特徴で、画面サイズはスマホ史上最大とみられる。 これまでのTV CMシリーズ同様、iPhoneニューモデル購入のため、(スーパーボウルも見れずに)Apple Storeの前で行列に並ぶ熱狂的ファンに向かって、「Galaxy Note」の革新性を“見せびらかし”、Appleファンらをとりこにするというストーリーだ。 昨年バンドを再結成したThe Darknessの「I Believe In…

13 years ago

iPhone 4でSiriが利用できない理由=最新ノイズキャンセルチップが搭載されていないため

「iPhone 4」では、プロセッサとは別にAudience社のノイズキャンセル向けチップが搭載されていたが、最新モデル「iPhone 4S」では、A5チップにノイズキャンセル機能“EarSmart”が直接組み込まれており、iPhoneの旧モデルでパーソナルアシスタント機能「Siri」を利用できないのは、Audience社の最新技術が搭載されていないことが理由のようだ。 Linley Groupのアナリストによると、デュアルCortex-A9構成や高性能GPU実装のため「A5」のダイ面積が非常に大きくなっているため、AppleはAudienceチップを別途組み込まず、プロセッサにノイズキャンセル機能を直接搭載することで効率化を図ったとみられるという。 また、「iPhone 4S」にはAudienceの最新技術“Far-Field Speech”が搭載されており、ソフトウェアアップデートだけで旧モデルにSiri導入を適用できない要因だとされる。 Audienceの次世代(第3世代)ノイズキャンセル機能は、次期「A6」に搭載されて「iPad 3」に採用される見通しだ。

13 years ago

Appleティム・クックCEO「MacBook AirにARMチップは採用しない」

昨年、MacコンピュータのプロセッサがARMベースに移行するのではないかという噂が駆け巡ったことがあったが、Appleのティム・クックCEOは、シティ証券のアナリストであるリチャード・ガードナー氏との会合のなかで、(ARMベースの)iPadのパフォーマンスや販売台数に評価を示しており、MacBook AirをはじめとするMacのプロセッサにARMチップを採用する戦略はとらないだろうと述べたという。 また、Appleの売上で重要なキーとなりつつある中国戦略について、ガードナー氏は次期「iPhone 5」がLTEに加えて中国移動(チャイナ・モバイル)の独自規格TD-SCDMAをサポートすると予想しており、2012年内には世界最大の携帯キャリアからiPhoneが発売される可能性があるとしている。また、AppleはiPhoneの販売網拡張のため、中国国内の直営店(Apple Store)展開を積極的に推進するとみられている。 Apple TVについてはコンテンツ拡充を図るものの、プロバイダーやケーブルテレビネットワークなどとの独占放映権などを取得する計画はないという。ほかにも、クックCEOはユーザ数が8,500万人を超えた「iCloud」の重要性を強調した。

13 years ago

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