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Apple、2011年Q3携帯電話世界トップ8社の利益シェア50%以上をキープ

Canaccord GenuityのアナリストT. Michael Walkley氏がとりまとめた2011年第3四半期(7〜9月期)の携帯電話メーカー世界主要8社の収益シェア調査によると、AppleのiPhoneは出荷台数ベースでわずか4.2%のシェアにもかかわらず、営業利益は全体の52%を占めたという。新機種待ちの影響もあって前期比ではシェアが0.8ポイント、利益が5ポイントそれぞれ減少した。しかし、前年同期比では利益率が5ポイント上昇しており、さらに10月に発売された「iPhone 4S」の売れ行きが好調なだけに、2011年第4四半期(10〜12月期)の営業利益では60%以上のシェア獲得もみえてきた。 Walkley氏はiPhoneの出荷台数について、2011年12月期に2,900万台、2012年度通期で1億440万台、2013年度通期で1億4,080万台と予想している。来年にはiPhoneだけで年間1億台以上売れる状況がみられそうだ。

9 years ago

Apple、デベロッパ向けに「iOS 5.0.1 beta 2」をシード=iOS端末のバッテリ消費問題を修正

Appleは11月4日(現地時間)、開発者向けに「iOS 5.0.1 beta 2」(ビルド 9A404)を配布した。前ビルド(9A402)から2日も経過しないうちのリリースとなる。iOS Dev Centerにて入手可能だが、iOS 5.0.1 betaをインストールしているデベロッパは、PC Freeにて無線アップデートもできる。ただし、今アップデートはデルタ版ではないので要注意だ(ファイルサイズは800MBもある)。 Appleは主にバッテリ問題に関するバグを修正しており、そのほかのいくつかのバグやセキュリティの問題点、および初代iPadの機能追加なども施されている。前ビルド「iOS 5.0.1 beta」インストール後はバッテリ寿命が飛躍的に延びることが確認された一方で、アクティベーション時にエラーが出る不具合も報告されていた。 クパティーノベースのiPhone/Macメーカーは、今後2〜3週間以内に「iOS 5.0.1 ソフトウェアアップデート」を一般公開予定だが、ベータ版の素早い更新はより早い時期のリリースが期待される。

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Apple CEO、Kindle Fireを歓迎=「Androidプラットフォーム分裂でiPadの売上に貢献」

Amazon.comのタブレット端末「Kindle Fire」の予約は非常に好調であり、当初の想定より数百万台も増産して準備しているとされるなか、Appleのティム・クックCEOは、約10日後に発売が迫ったiPadキラー本命と目される競合端末の市場投入を歓迎していると発言した。 バークレイズ・キャピタルのアナリストであるベン・レイツェス氏は、Appleのティム・クックCEOとピーター・オッペンハイマーCFOと面談して、Amazonの199ドルタブレット投入がAppleに与える影響について話し合った際、タブレット端末市場が分断化されることはAppleにとって好都合だと分析していることが分かったという。Apple首脳はAndroidプラットフォームの分断化が進めば進むほど良いとみており、結局のことろ、より多くのユーザやデベロッパが「iPad」を選択すると自信をみせている。 「Kindle Fire」はAndroidベースでありながら、Amazonの製品やサービスに非常に最適化されており、Amazon Appstoreで配信されるアプリも独自のプラットフォーム向けとなっている。 レイツェス氏によれば、クパティーノベースの世界最大のIT企業は「iPad」の価格を引き下げる可能性があるという。ただし、品質や顧客体験に対して妥協することはなく、低価格競争に対抗する意図もないとみている。

9 years ago

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