市場調査会社CanalysはMacにiPadを加えたAppleのコンピュータ販売台数が、2012年半ばにもPC世界最大手のHPを抜いて世界首位になると予想していたが、Appleが現地時間24日に発表する2012年度第1四半期(2011年10~12月期)決算の内容次第では、すでにHPを抜いている可能性があるようだ(AppleInsider)。 12月期のiPadの販売台数予測は、Fortune集計のアナリスト平均によると1,350万台であり、さらにMacコンピュータは500万台以上の販売が見込めることから、HPのPC出荷台数を超える可能性が指摘されている。 HPのメグ・ホイットマンCEOは昨年、タブレットを加えたコンピュータ出荷台数でAppleに追い抜かれることを認めており、「2013年にはHPが再びがトップに返り咲けるよう、戦略や製品を改良しなければならない」と述べていた。
iPadを防衛省庁舎内に持ち込んで使用していたとして、井上源三・装備施設本部長が訓戒処分を受けていたことが、12日分かった。 機密情報を取り扱う防衛省では、内規でiPadを含む私用パソコン持ち込みが禁じられている。井上本部長は昨年8月から11月にかけて、省内の自室で個人用のiPadを使用していたとされる(読売新聞)。 一般企業では個人の端末を活用するBYOD(Bring Your Own Device)への取り組みが注目を集めているが、防衛庁*では2006年に私用パソコンに入れた機密情報がWinnyを介して流出した事件をきっかけに、個人のパソコンの持ち込みは厳禁となっていた(*当時)。
Appleは次世代「iPad 3」について、スペックの異なる「2モデル」を用意しており、スケジュールとして、2012年1月26日に米サンフランシスコでキックオフする「Macworld | iWorld」(旧Macworld Expo)をターゲットにしているようだと噂されている(DIGITIMES)。iWorldにAppleは参加しないが、3日間に渡ってApple製品関連のイベントが行われる。なお、「iPad 3」の具体的な発売時期には触れられていない。 既存「iPad 2」はAmazonの199ドルKindle Fire対抗として低価格版となって販売が継続され、新モデル「iPad 3」の2モデルは、ミッドレンジとハイエンドの2つの層をターゲットにするという。 次世代iPadには、何度か報じられてきた7.85インチの小型版iPadは含まれないが、9.7インチディスプレイは解像度2048×1536ピクセル(QXGA)になるとみられ、新しいLEDバックライトシステムが採用されるようだ。 パネルのメーンサプライヤーは日本のシャープで、サムスン電子およびLG Displayも供給するとされる。Appleはサプライヤーを分散させる形式をとっているためだ。また、ミネベアのLEDバックライトユニットがシャープに供給されるようである。 Appleは安定供給を確保するためにシャープのパネル製造設備に投資しているとも報じられており、酸化物半導体「IGZO」を使用した新型液晶が搭載される可能性もある。 プロセッサにはAppleの次期モバイル・クアッドコアプロセッサ「A6」が搭載される見込みだが、こちらはサムスン電子が製造を委託されているとみられる。サムスンは500万画素クラスのCMOSイメージセンサー(CIS)も供給するとされる一方、ソニーが800万画素クラスのCISをハイエンドモデル向けに供給するようだ。ソニーはiPhone 4Sにもカメラセンサー“Exmor R”を供給しており、2012年には500億円以上を投じて画像センサーを1〜2割増産するとみられている。 そのほかにも、Simplo TechnologyとDynapack International…
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