住友化学は、スマートフォンやタブレット端末の世界的な需要の高まりをうけ、タッチパネル市場に参入する。 すでに韓国で200億円を投じた新工場の建設に着手しており、2012年初頭には生産体制に入る予定だ。 供給先は韓国サムスン電子グループで、高性能な有機ELパネルを供給する。
ソニーグループのインターネット配信ネットワークがハッキングされ、最大1億件規模の個人情報が流出した恐れのある問題で、同社CEOのハワード・ストリンガー氏がブログ上で謝罪するコメントを発表した。 ストリンガーCEOは、米国のユーザに対して、被害に応じて最大で1人あたり100万ドルを補償することや、セキュリティー体制強化の方針を明らかにした。補償の対象とする国や地域は、今後準備をして拡大させる方針だ。 (more…)
ソニー・エリクソンは2011年5月5日(英国時間)、スマートフォン“Xperia”ファミリーの新機種として、「Xperia mini」と「Xperia mini pro」を今年第3四半期に発売すると発表した。Xperia miniは、世界最小のHD動画撮影対応のスマートフォンになるという。同社は同日、日本市場向け新端末「Xperia acro」も発表している。 Xperia miniとmini proは、X10 miniシリーズの後継モデル。CPUなどの基本スペックが強化され、OSにはAndroid 2.3を搭載する。カラバリはminiがブラック、ホワイト、ダークピンク、ブルーで、mini proがブラック、ホワイト、ピンク、ターコイズ。タッチスクリーンタイプのminiに対し、mini proはスライド式QWERTYキーボードが追加搭載される。 主な仕様として、プロセッサはQualcommのSnapdragon(1GHz)、カメラは500万画素(8倍デジタルズーム、顔認識エンジン搭載)、ディスプレイはモバイルブラビアエンジン採用のReality Display3インチマルチタッチ(320×480画素)、フリーメモリは320MBなどとなっており、Facebookアプリがプリインストールされているのが特徴だ。
ソニー・エリクソンは2011年5月5日(英国時間)、スマートフォン「Xpeira」シリーズの新モデルとして「Xperia acro(アクロ)」を発表した。基本スペックは「Xperia arc」と同じだが、日本市場をにらみ、ワンセグをはじめ、FeliCa、赤外線データ通信機能などを搭載するのが特徴。発売時期は今年の夏頃で、カラバリはホワイトとブラックの2種類。発売するキャリアは未定だ。 「Xperia acro」の仕様として、プロセッサは米QualcommのSnapdragon(1GHz)、GPUはAdreno 205、液晶パネルは4.2インチタッチスクリーン(フルワイドVGA:480×854画素)、カメラは810万画素(裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」採用)、OSはAndroid 2.3などとなっており、HDMI端子を備えている。 (more…)
半導体世界最大手のIntelは2011年5月4日(現地時間)、年内に投入予定の22nmプロセッサ(開発コード名:Ivy Bridge)に、世界で初めて3次元(3D)トランジスタ技術を採用すると発表した。従来の平面構造から立体構造にすることで、低消費電力化とデータ処理の高速化が実現する。 (more…)
ノートPC受託生産大手の台湾Quanta Computerが、Amazonに対してタブレット端末をOEM供給するようだと、Quantaに部品を供給しているメーカーから得た情報としてDigitimesが伝えた。早ければ2011年後半にも出荷されるという。 ディスプレイには、台湾E Ink Holdings社のFFS(Fringe Field Switching)技術を採用したタッチパネルが採用され、OSにはGoogleのAndroidが搭載される。月間生産量は最大70〜80万台が想定されている。 (more…)
半導体大手のエルピーダメモリは2011年5月2日、世界最細となる回路線幅25nmプロセス採用のDRAMを開発したと発表した。今年7月に広島工場(東広島市)で2ギガビット品の量産を開始し、サンプル出荷を予定している。また、年内には容量4ギガビット品の量産も開始予定だ。 ライバルの韓国サムスン電子が30nm台のDRAM量産で先行するなか、世界で初めて20nm台の量産化を実現し、微細化競争でサムスンをついに逆転した。エルピーダは世界最小チップの開発により生産効率を高め、コスト競争力の強化を急ぐ。 エルピーダが開発に成功した25nmのDRAMは、1ビットに用いるセル面積が現行の30nm台前半に比べて30%縮小し、シリコンウエハあたりのチップ取得数は約30%増加する。 生産効率の向上に加え、消費電流も30nm比で15〜20%減となり、低消費電力化が実現する。 チップの省スペースや低消費電力化により、スマートフォンやタブレット端末などの小型化や軽量化が可能となり、記憶容量やバッテリ駆動時間もアップする。
米Dropboxは、オンラインストレージサービス「Dropbox」で、日本語でのサービス提供を開始した。 同社ウェブサイト(http://www.dropbox.com/)では、これまで英語表記されてきた料金制度や機能紹介をはじめ、動画コンテンツなども日本語化し、さらに、デスクトップ版ソフトウェアをはじめ、iPhoneやAndroidなどのモバイル向けアプリも、ユーザインターフェイスにおいて日本語をサポートした。 また、同クラウドストレージサービスが175か国で利用され、登録ユーザ数が2,500万人を突破したことと、1日あたりのファイル保存数が2億回を越えたことも併せて発表された。今アップデートにより、日本語のほか、スペイン語、フランス語、ドイツ語への対応も図られ、デスクトップ版の最新バージョンは1.1.24、iOS版は1.4、Android版は1.1となっている。 (more…)
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