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Mozilla、「Open Web Device」を発表=Boot to Gecko搭載スマホを年内投入へ

米Mozillaとスペインの大手携帯キャリアTelefonicaは2月27日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催中のMobile World Congress 2012において、Mozillaが昨年から開発を進めてきたモバイル向けオープンプラットフォーム「Boot to Gecko」(B2G)を搭載するスマートフォンのプロトタイプを披露して、2012年内にも製品化すると発表した。Mozillaによると、フィーチャーフォンと同程度の価格帯でHTML5ベースのスマートフォンの発売が可能になるという。 「B2G」を搭載する端末は「Open Web Device」(OWD)と命名され、Mozillaは今後、大手キャリアのドイツテレコムやチップメーカーQualcomm、ソフトウェア開発Adobeなどとも連携していく。 Mozilla「Boot to Gecko」デモ動画 「B2G」はGeckoエンジンを搭載したLinuxベースのプラットフォームで、HTML5/CSS3を始めとするWeb標準技術を採用するのが特徴。今後は完全にオープンソース化され、OWD向けのWebアプリは「Mozilla Marketplace」から配信される計画だ。 MozillaはオープンでWeb標準に基づいたプラットフォームを構築し、Firefoxをベースに電話やメッセージング、ブラウザ、ゲームなどをHTML5アプリケーションとして開発可能とさせる方針である。

9 years ago

エルピーダ、会社更生法適用を申請=株式上場廃止へ

国内唯一のDRAMメーカーであるエルピーダメモリは2月27日、会社更生法の適用を東京地裁に申請したと発表[PDF]した。昨年3月末時点の負債総額は4,480億円で、製造業では過去最大の経営破綻となる。東京証券取引所はエルピーダの株式を整理銘柄に指定し、3月28日に株式上場を廃止すると発表した。 エルピーダはパソコンや携帯電話などに使う半導体メモリーのDRAM製造で世界3位だが、価格下落や超円高、タイ大洪水などの影響で資金繰りが悪化し、自主再建を断念した。 政府は2009年に産活法(改正産業活力再生特別措置法)を初めて適用し、エルピーダに300億円の公的資金を投入。主力取引銀行も1,000億円規模の融資を行ったが、12年3月期決算は1,000億円超の赤字見通しで、4月には借金返済期限も迫っていた。 エルピーダは生き残りをかけて、米マイクロン・テクノロジーや台湾の南亜科技などと提携を模索していたが、交渉は難航していた。 [See Also..] - エルピーダ、円高で567億円の赤字=広島工場から台湾に4割移転へ - エルピーダ、世界最小となる25nmプロセスDRAMを開発=次世代スマートフォンやタブレットに搭載へ

9 years ago

ソニー、「Xperia P」と「Xperia U」を発表

ソニーはMobile World Congress 2012のキックオフ前夜に新製品発表会を開催して、次世代“Xperia NXT”シリーズの最新スマートフォン「Xperia P」と「Xperia U」を発表した。いずれも第2四半期(4~6月)に投入予定だが、日本での発売時期は未定。 2機種ともに「Xperia S」(日本では「Xperia NX」)の下位モデルにあたる。OSとしてAndroid 2.3を搭載し(今年第2四半期中にIce Cream SandwichことAndroid 4.0へのアップデート提供予定)、プロセッサとして1GHzのSTE製U8500デュアルコアを実装する。 4インチディスプレイ搭載の「Xperia P」の特徴として、液晶パネルに高輝度・低消費電力を実現した新技術「WhiteMagic」採用やアルミユニボディ筐体が挙げられ、“Exmor R”採用の800万画素カメラ(1080p フルHD動画撮影対応)、HDMI接続、NFC対応、ストレージは16GBなどとなっており、専用ドック「SmarDock」が用意される。 一方の「Xperia U」は、…

9 years ago

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