AMDは23日、“Zambezi”という開発コード名で呼ばれてきたデスクトップ向け新CPU「AMD FX」シリーズの発売を開始した。本日発売となったのは6コアの「FX-6100」と4コアの「FX-4100」で、8コアの「FX-8150」と「FX-8120」は発売日が未定のままだ。 新しいマルチコア・アーキテクチャー「Bulldozer」を採用するFXシリーズの製造プロセスは32nmで、チップセットは従来のAMD9シリーズ、CPUソケットはSocket AM3+、メモリーはDDR3-1866まで対応する。 3.3GHzの「FX-6100」は14,980円、3.6GHzの「FX-4100」は9,980円(店頭価格・税込)。単体では発売されていないが、8コア「FX-8150」搭載PCが秋葉原の一部ショップで即納モデルとして発売されている。なお、「FX-8150」は、AMD向けにカスタマイズされた水冷クーラーとのバンドル販売となり、日本限定で500セットのみ販売される。
東芝が開発した無線LAN対応のSDHCメモリカード「FlashAir」は、iPhoneやAndroid端末などのスマートフォンとの連携も可能になる見込みであることが分かった。日本経済新聞によると、FlashAir対応カメラで写真を遠隔で撮影する際、スマートフォンを操作リモコン代わりに使うことが検討されているという。 FlashAirは、対応機同士でパソコンを介さずにファイルの送受信ができるほか、無線LANや3G回線に接続してクラウドサービスへのアップロードやダウンロードも可能となる。 容量は8GB、転送速度は10Mbit/秒、対応データ形式は.jpg、.mpg、.rawなど、IEEE802.11 b/g/n対応で、来年2月に量産開始予定だ。通常のSDHCメモリーカードとしても利用可能。 すでに複数のカメラメーカーがFlashAir対応機の発売を検討している。価格は6,000円台半ばが見込まれている。
Lytroは19日、撮影後に焦点を自由に変更できるカメラ「Lytro Light Field Camera」を2012年初頭に発売すると発表 [PDF]した。価格は399ドルからで、当面は米国限定発売となる。日本での発売時期などは未定。対応OSはMac OS 10.6以降で、Windows版が追って公開される予定だ。 Lytroカメラは、光照射野センサーによって被写体のすべての光線情報を記録することで、後から好きな場所にフォーカスを合わせることができる。オートフォーカスが不要なので高速にシャッターを切ることができ、また、多方向からの光線を取り込むためフラッシュ無しでも暗い場所での撮影に対応する。 主な仕様は、8倍光学ズーム、f/2レンズ、光線数の解像度は11ミリオンレイ(HD品質の写真に処理)などとなっており、容量は8GBと16GBモデルが用意される。 (more…)
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