米Amazon.comは28日午前10時(現地時間)に、メディア向けカンファレンスをニューヨークで開催する。 どのような発表が行われるか公式に明らかにしていないが、Android搭載のタブレット型端末を発表するのは確実だろう。 Amazonはすでに、Android向けのアップストアを開設している。また、Android OSを同社のショッピングや映画、音楽、書籍、クラウドサービスなどと連携させるだろう。 Amaoznが発表するとみられるタブレットは、価格がiPadの約半値の250ドル程度になる見込みで、タッチスクリーンサイズは7インチが予想されている。 RIMやサムスンが相次いでチャレンジしたタブレット市場だが、iPadが独走する流れに変化はない。しかし、Amazon投入のタブレットは最大のキラーデバイスになるのかもしれない。
ドイツの電機・エンジニアリング大手シーメンスは18日、原子力事業から撤退することを明らかにした。 同社CEOのPeter Loescher氏が現地シュピーゲル誌に対して述べたもので、「脱原発を決めたドイツ政府の政策に呼応するものだ」としている。 エネルギーの非核化を推し進めるドイツ国外においても、福島第1原子力発電所の事故を受けて、新規建設計画の見直しが相次いでいた。 シーメンスは今後、原子力関連以外の電力システム部門は継続する方針。
改革姿勢をみせるミャンマー新政権下のもと、これまで遮断されてきた一部国外メディアサイトへアクセスが可能となるなど、同国ではインターネット接続規制の緩和が進んでいるようだ。 ビルマ国内のネットユーザによれば、2003年以降アクセスできなくなっていたロイター通信やBBCをはじめ、ボイス・オブ・アメリカや「ビルマ民主の声」(DVB)のブロックも解除され、動画投稿サイトYouTubeも自由に閲覧できるようになったという。 ただし、依然として多くのウェブサイトはアクセスできず、また、動画や音声などのメディアコンテンツを取得するには接続スピードが極めて遅い状況にある。 旧軍事政権に代わって今年3月に発足した新政権は、23年ぶりに国会を開催し、また、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏や少数民族グループとの対話姿勢を示すなど、改革の動きがみられている。
17日に一般公開初日を迎えたゲーム見本市「東京ゲームショウ2011」は、1日で過去最高となる約8万6000人が来場した。 注目はやはりソニーの「PlayStation Vita」で、1時間以上待ちの長蛇の列ができた。 また、ゲーム専用機以外にも、スマートフォンをターゲットにしたゲームやグリーなどのソーシャルゲームが急伸したのが今年の特徴だ。 会場は幕張メッセで、18日に最終日を迎える。入場料は一般が1200円、小学生以下は無料。
オバマ米大統領は9月16日(現地時間)、米特許法の改正法案に署名した。同法成立により、米国はようやく、発明した時期を優先して特許を与える「先発明主義」から、出願した日を優先する「先願主義」へと移行することとなる。 米国を除く日本や欧州などの先進国は「先願主義」であり、米国が足並みをそろえることで、国際特許紛争の減少につながると期待されている。また、日本企業にとっても待望の制度変更となる。 オバマ氏は「この改革法案により、発明家や起業家たちのアイデアを迅速にビジネス化できるメリットは大きく、国際的な競争力も強化される」と述べたが、専門家を雇える大企業が優遇されて、大学や個人レベルでの特許取得が困難になるとの一部指摘もある。この改正法は2013年春より適用される見通し。 (more…)
Microsoftは9月13日(現地時間)、米アナハイムで開催中の開発者向けイベント「BUILD」において、2012年後半にリリース予定である次世代OS「Windows 8」(開発コード名)のデモを行った。同Developer Preview版は、開発者向けWebサイトWindows Dev Centerで一般公開されておりダウンロードが可能である。 MSによると、「Windows 8」はチップセットからユーザーエクスペリエンスに至るまで妥協することなく「再創造した」OSになるという。 具体的には、タッチ操作に主眼が置かれた新しいアプリケーション環境「Metro」インタフェースや新ランタイム環境「WinRT」が導入されたほか、ハードウェアやアプリケーション間の連携強化が図られており、パフォーマンスやセキュリティなどの基盤も強化されている。 また、ARMデバイスのサポートやタスクマネージャの改良をはじめ、リボンUIを採用したエクスプローラーの強化、UEFIの標準サポート、Windows Liveとの連携強化、SkyDriveのクラウド利用をはじめ、メモリ消費量やCPU負荷の軽減、省電力化も図られている。 (more…)
iPhoneやiPadに使われるプロセッサ製造に関して、Appleは半導体の受託製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)と正式に契約を締結したようだ。DIGITIMESが業界の情報筋から得た話として伝えた。 TSMCはすでに次期モバイルプロセッサ「A6」の試験生産を開始している模様であるが、今回の契約では、iOSデバイス向けの28nmおよび20nmプロセスのCPUが製造されるとしている。つまり、「A6」後継のプロセッサ製造も受託する可能性があるようである。 しかし、AppleとTSMCは、生産に関する最終段階の協議には至っていないとみられている。 (more…)
NTTドコモは2011年5月16日、都内で新製品発表会を開き、2011年夏商戦向け新モデル全24機種を発表した。同社として過去最多となる9機種のスマートフォン投入のほか、Windows 7ケータイを含む従来型iモードケータイ12機種、高速通信LTEサービス「Xi(クロッシィ)」対応モバイルWi-Fiルータ2機種、USB型データ通信カード1機種がアナウンスされた。携帯電話は全機種がSIMロックフリーに対応するほか、スマホ9機種のうち国内メーカーが4社5機種を占める。これらの夏モデルは5月20日以降順次発売される。 注目点として、BlackBerry以外のスマホ8機種のOSに最新版Android 2.3を採用している点や、7機種でテザリング機能(無線ルータ機能)を標準搭載した点、6機種でFOMA最速の受信時最大14Mbpsに対応した点などが挙げられる。 また、スマホにおサイフケータイやワンセグ視聴、赤外線通信、防水機能など日本独自のガラケー機能を搭載するモデルを拡充した。 (more…)
MM総研は2011年5月11日、2010年度(10年4月〜11年3月)の国内パソコン出荷実績を発表した。 出荷台数は前年度比4.7%増の1456万5000台で、10年ぶりに過去最高を更新した。 上半期は個人・法人向けともに好調で17.3%増だったが、下半期は2009年度下期の学校特需反動および2011年3月の東日本大震災による影響を受け、法人市場が前年を割り込み同4.9%減となった。 (more…)
Googleは2011年5月10日(米国時間)、デベロッパ向け年次カンファレンスGoogle I/O 2011初日に行った基調講演で、Androidと家庭内機器をワイヤレスでつなぐ構想のもと開発中の「Android@Home」を発表した。オープンソースとして提供されるが、正式リリース時期は未定だ。 デモとして、同日発表されたばかりの「Music Beta」をAndorid経由でワイヤレス操作するTungstenシステムが披露された。 (more…)
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