スマートフォン

新星堂、スマートフォン販売を拡大=iPhoneに加えKDDI端末も販売へ

音楽・映像ソフト小売大手の新星堂は、2011年1月に本格参入したスマートフォン販売で、ソフトバンクの「iPhone」に加えて、KDDIの機種の取り扱いも開始した。今後は、NTTドコモの端末の販売も検討する方針だ。 音楽小売業界は近年、AppleのiTunes Storeなどのインターネットや携帯電話を経由した音楽配信サービスが台頭しており、店舗販売を中心とする小売業者は苦戦が続いている。 新星堂は、一部店舗内に「モバイルプラス」コーナーを設置して、スマートフォン端末の販売を行っており、3月末までに8店舗を開店した。 今後は、全国およそ170におよぶ店舗網を生かして、店舗への導入を加速化して収益基盤の確立を図る。

10 years ago

エルピーダ、世界最小となる25nmプロセスDRAMを開発=次世代スマートフォンやタブレットに搭載へ

半導体大手のエルピーダメモリは2011年5月2日、世界最細となる回路線幅25nmプロセス採用のDRAMを開発したと発表した。今年7月に広島工場(東広島市)で2ギガビット品の量産を開始し、サンプル出荷を予定している。また、年内には容量4ギガビット品の量産も開始予定だ。 ライバルの韓国サムスン電子が30nm台のDRAM量産で先行するなか、世界で初めて20nm台の量産化を実現し、微細化競争でサムスンをついに逆転した。エルピーダは世界最小チップの開発により生産効率を高め、コスト競争力の強化を急ぐ。 エルピーダが開発に成功した25nmのDRAMは、1ビットに用いるセル面積が現行の30nm台前半に比べて30%縮小し、シリコンウエハあたりのチップ取得数は約30%増加する。 生産効率の向上に加え、消費電流も30nm比で15〜20%減となり、低消費電力化が実現する。 チップの省スペースや低消費電力化により、スマートフォンやタブレット端末などの小型化や軽量化が可能となり、記憶容量やバッテリ駆動時間もアップする。

10 years ago

大震災の影響で中小型液晶パネルが供給不足=スマートフォン生産にも影響

東日本大震災の影響を受け、スマートフォンやタブレット型端末などに使う中小型液晶パネルが供給不足に陥る可能性が出てきた。 供給過剰となっているテレビ向け液晶パネルとは対照的に、中小型液晶パネルは世界的に需要が急拡大している。 だが、東日本大震災で東北の電子部品メーカーが被害を受けたうえ、電力不足や工業用ガスの調達難、部材や装置の生産水準低下、原料の高騰などにより、中小型パネルの安定供給が困難になりつつある。 生産を再開しているメーカーも多いが、全面復旧の目処は立っていないなか、5月以降のパネル供給体制は不透明な状況が続きそうだ。

10 years ago

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