ソニーは9月29日、電子書籍端末「Reader」の新ラインアップとして、Wi-Fiモデル「PRS-T1」と3G+Wi-Fiモデル「PRS-G1」の2種類を発表した。通信機能が搭載されることで、電子書籍の購入を端末からダイレクトに行うことができる。 価格はオープンだが、ソニーストアでの価格は「PRS-T1」が1万9800円(10月20日発売)、「PRS-G1」が2万5800円(11月25日発売)。 3GはKDDIのau通信網を利用。Reader Storeのみを利用する「Reader Storeプラン」は1年目は無料で、2年目も1年目に1冊以上の電子書籍を購入すると無料になる。3年目以降は年額1050円で利用可能。また、月額580円でReader Store以外にも接続できる「Web アクセスプラン」も用意される。 主な仕様として、ディスプレイはタッチパネル対応6型・600×800ドットの電子ペーパー(16階調のグレースケール)、内蔵メモリは約2GB、microSDカードスロットを搭載する。 コンピュータから書籍コンテンツをReaderへ転送するソフト「eBook Transfer for Reader Ver. 2.0」が新たにMac OS対応となった。
米インターネット小売大手Amazon.comは9月28日(現地時間)、ニューヨークで開催したプレス向けイベントにおいて、Androidベースのタブレット端末「Kindle Fire」を発表した。出荷開始は2011年11月15日、価格は199ドルで、Amazon.com(オンラインストア)で事前注文の受付を開始した。Amazonプライムの30日間無料体験付きだ。 499〜699ドルでラインアップされているiPadと比べると、コストパフォーマンスが非常に高いといえるが、タブレット市場におけるiPad独走の流れを変えられるかは不透明だ。しかし、当初の予想(安くて250ドル程度)よりはかなり安い。 Kindle Fire の主な仕様は、ディスプレイはマルチタッチ対応の7インチIPS液晶、CPUはTexas Instruments製デュアルコアOMAP4430、ストレージは8GB(Amazon Cloudは無料提供)、Wi-Fi対応(3Gネットワーク非対応)などで、OSにはAndroid(独自最適化版)を搭載している。サイズは190 x 120 x 11.4mm、重量は413g。なお、カメラやマイクは搭載されておらず、端末の製造はQuantaだ。 (more…)
ソニーは9月17日、Android搭載の新型タブレット「Sony Tablet」の国内販売を開始した。米国でも現地時間16日に発売となった。 この日発売されたのは、9.4型ディスプレイ搭載の「Sシリーズ」Wi-Fiモデル(16/32GB)。価格はオープンだが、店頭価格は16GBモデルが4万5000円前後、32GBモデルが5万3000円前後となっている。 ソニーはこれまで、電子書籍に特化した「Reader」を発売してきたが、タブレット型多機能端末の投入は初となる。 ビックカメラ池袋本店と有楽町店では同日、「Sony Tablet」の発売記念イベントが実施された。 なお、「Sシリーズ」の3G+Wi-Fi対応モデル(16GB)および折り畳み式の「Pシリーズ」(3G+Wi-Fiモデル)は、今年10月から11月頃に発売予定だ。 (more…)
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