Adobe Systemsは3日(現地時間)、PhoneGap開発元のNitobi SoftwareとWebタイポグラフィーのTypekitを買収すると発表した。 PhoneGapは、HTML5とJavaScriptを用いたクロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発環境で、オープンソースで無償公開されている。PhoneGapを使えば、Webアプリケーションの技術でiPhoneやAndroid向けネイティブアプリを制作可能だ。 AdobeはFlash+AIRを補完するプラットフォームとして開発者に提供したい狙いがある。 TypeKitは、Webサイトに高品質フォントをWebベースで提供するクラウドサービスで、サブスクリプション方式で提供されている。フォントをWebサイトに迅速に組み込むことが可能で、様々なサイズのスクリーンにも柔軟に対応することができる。今後は、Adobe Creative Cloudの一部としての提供も予定されている。 (more…)
Adobe Systemsは10月3日(現地時間)、ロサンゼルスで開催中のカンファレンス「Adobe MAX 2011」において、クリエイティブ向けクラウドサービス「Adobe Creative Cloud」と、タブレット向けアプリ「Touch Apps」を発表した。 「Adobe Creative Cloud」は、Creative Suiteなどで制作されたファイルの閲覧・共有・同期・検索を可能とするハブとして提供されるクラウドサービスで、20GBのストレージが用意される。価格などの詳細は11月に発表されて、サービスの公開は2012年初頭の予定だ。 Android端末およびiPad向けに提供される「Touch Apps」は、タッチパネル搭載タブレット向けのクリエイティブツールで、「Photoshop Touch」など6種類で構成される。Creative Cloudと連動して使用でき、価格は各9.99ドルだ。Android版は11月にリリースされるが、iOS版の公開は2012年初頭になる予定。 (more…)
Adobeは21日(現地時間)、次期メジャーバージョン「Flash Player 11」と「AIR 3」について、10月初旬に公開予定だと発表した。 Flash Player 11では、Flash、HTML5、ネイティブコードの適切な組み合わせが可能となり、アクセラレーション対応2D/3D機能により3Dがサポートされる。開発時にはMolehillというコードネームで呼ばれてきた「Stage 3D」APIにより、レンダリング性能が1,000倍高速化するとされる。 また、64ビットOS・ウェブブラウザのネイティブサポートや非同期ビットマップデコーディング、セキュリティ強化などが施され、インターネット経由でゲーム専用機並みのWeb対応2D/3Dゲームが可能になる。 なお、「Flash Builder」と開発フレームワーク「Flex」は、2011年内に登場予定のバージョンで新機能をサポートする予定。 (more…)
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