AMDは12日、“Zambezi”の開発コードネームで呼ばれてきた、マルチコア・アーキテクチャBulldozer世代の高性能デスクトップ向けCPUとして「AMD FX」シリーズを正式に発表した。 最大8コア構成で、7モデルがラインアップされており、「FX-8150」(予想価格33,800円)、「FX-8120」(18,800円)、「FX-6100」(14,980円)、「FX-4100」(9,980円)の4製品が日本市場で投入される。出荷開始は当初10月16日とされていたが、10月下旬以降に変更されている。なお、最上位機種の「FX-8150」は、AMD向けにカスタマイズされた水冷クーラーとのバンドル販売で、日本限定で500セットのみ販売される。 FXシリーズの製造プロセスは32nmで、メモリはDDR3-1866対応、パッケージはAM3+に対応して、倍率変更によるオーバークロックが可能である。また、チップセットは従来のAMD9シリーズ対応し、グラフィックス機能は内蔵しておらず、命令セットはAVXやAESをサポートする。
日本AMDは2011年5月9日、Radeon HD 6000シリーズとして「AMD Radeon HD 6770」と「同6750」を発表した。「Radeon HD 6790」の下位モデルという位置付けだが、基本スペックは同5770/5750を引き継いでいる。各メーカーから搭載グラフィックスカードが即日出荷される予定だ。 「Radeon HD 6770/6750」は、5700シリーズのJuniperコアをベースにしたアーキテクチャだが、新たにBlu-ray 3DとHDMI 1.4aのサポートが加わっているのが特徴。 (more…)
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