ドイツのAppleオンラインストアから、iOS端末の一部が姿を消した模様だ。 Motorola Mobilityによる販売差し止めによるものとみられ、「iPhone 4」をはじめ、「iPhone 3GS」、初代「iPad」ならびに「iPad 2」のWi-Fi+3G版が対象となっている。なお、iOS端末のなかでもチップセットの異なる最新モデル「iPhone 4S」や、3G機能を搭載しないWi-Fi版「iPad」および「iPod touch」は販売差し止めの対象外となっている。 ドイツ・マンハイム連邦地裁は昨年12月9日、iOS端末に採用されている3Gデータ通信技術がMotorola保有の欧州特許を侵害しているとして、MotorolaによるiPhone/iPadの販売仮差し止め請求を認めていた。その際、1億ユーロの保証金を課すことを前提としていた。 なお、オンラインから姿を消した3G対応iOS製品はオンラインストア以外の直営店(Apple Store)や小売店などでは入手可能である。 また、FOSS Patentsによると、iCloudおよびMobileMeの同期システムやデータ通信もターゲットとなっており、間もなくドイツ国内で同期サービスのプッシュメール機能が利用できなくなる見通し。 Motorolaは先月、米国でもiPhoneなどの無線アンテナ技術が特許を侵害しているとして、「iPhone 4S」と「iCloud」の提供差し止めを求める訴えを起こしている。 なお、GoogleはMotorola Mobilityを125億ドルで買収する計画にあり、Motorolaの特許ポートフォリオを得ることにより、Androidの最大の敵がどのような仕打ちを受けるのかが注目される。
米Googleは12月14日(現地時間)、慈善活動「Google Gives Back」の一環として新たに4,000万ドルの寄付を行ったと発表した。 同社は2011年だけでも世界中のさまざまな非営利団体や教育施設に1億1,500万ドル以上を寄付しており、特定非営利活動向け広告や教育向けアプリ提供などによる支援は10億ドルを超えるとされる。また、社員によるボランティア活動は40,000時間を超えたという。 (more…)
Googleは12月13日(現地時間)、同社Webブラウザの最新安定版「Chrome 16」(16.0.912.63)をリリースした。 新バージョンでは1台の端末で複数ユーザのカスタム設定を利用できるようになったほか、15件のセキュリティ関連の問題が修正された。 (more…)
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