次期Ivy Bridgeの出荷予定日に関して、Core i5 / i7 の一部モデルが4月29日にローンチされるとの情報が有力視されつつある。 4月末にリリースされる新コアiシリーズはクアッドコア版で、デュアルコア版は5月に先送りされ、正式発表は6月3日になる模様だ。 AppleがIntelからの優先措置またはカスタムチップの提供を受けないとするならば、Ivy Bridge世代の新型MacBook ProおよびiMac、Mac miniは4月末以降に発売され、さらに、超低電圧版(U-series)を採用するMacBook Airは6月以降にアナウンスされる可能性がある。 しかし、Intelの執行副社長であるショーン・マロニー氏は前月末、22nm製造チップの投入時期を当初予定されていた4月上旬から8〜10週間ほど先送りするとの見解を示しており、4月29日にどのくらいのボリュームが用意されるのかは不明である。 なお、Sandy Bridge-EことXeon E5ファミリーはすでに正式発表されているため、Mac Proについては近々にもアップデートされる可能性があるが、AppleはMac Proの開発継続を検討しているとも報じられており、先行きは不透明だ。
米HPは現地時間2月14日、世界初となる液晶一体型のオールインワン・ワークステーション「HP Z1 Workstation」を発表した。4月上旬の発売が予定され、価格は1,899ドルからとなっている(日本の価格や発売時期は未定)。 ディスプレイを開けて容易に内部へアクセス可能であり、工具を使わずにストレージやメモリ、ビデオカードの交換ができる。また、10億色超をサポートする27型ワイド液晶を搭載するとともに、XeonやNVIDIA Quadroなどワークステーションクラスのコンポーネントを選択可能だ。 まるでiMacメーカーのAppleがMac Proをリデザインしたかのような設計であり、プロフェッショナルへの訴求として十分なインパクトがあるだろう。 HP Z1 Workstation Reveal 主な仕様として、ディスプレイは2560×1440ドットIPS液晶、CPUはCore i3-2120(3.33GHz)/ Xeon E3-1245(3.3GHz)/ Xeon E3-1280(3.5GHz)から選択、グラフィックスはNVIDIA Q500M/Q1000M/Q3000M/Q4000Mから選択、メモリは4スロットで最大32GB(DDR3 ECC/1600MHz)、ストレージはHDDとSSDの自由な組み合わせによりRAID構成に対応する。 (more…)
Appleのインダストリアル(工業)デザイン責任者“ジョニー”ことジョナサン・アイブ氏(44歳)が、英国で発表された恒例の新年叙勲者リストに名を連ねていたことが、31日分かった(BBC)。 アイブ氏はすでに大英帝国勲章のCBE(コマンダー)を受章していたが、今回、さらにその上のKBE(ナイト・コマンダー)を受勲したことで、今後、「サー」を付けて呼ばれることになる。 アイブ氏は故スティーブ・ジョブズ氏復帰前からAppleに勤務。ジョブズ氏復帰後、iMacを皮切りに、Macコンピュータに留まらず、iPodやiPhone、iPadなどヒット作の開発に携わってきた。 ジョブズ氏はアイブ氏のことを「精神的パートナー」と呼び、その実行力を高く評価していたが、基調講演などであたかもジョブズ氏自身が考えだしたデザインのようにプレゼンを行うため、「アイデアを盗まれているような気がして心が傷んだ」とアイブ氏は後に語っている。 また、サー・ジョナサン・アイブは、iOS担当上級副社長であるスコット・フォーストール氏(42歳)と犬猿の仲だともされる。
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