Appleは11月4日(現地時間)、開発者向けに「iOS 5.0.1 beta 2」(ビルド 9A404)を配布した。前ビルド(9A402)から2日も経過しないうちのリリースとなる。iOS Dev Centerにて入手可能だが、iOS 5.0.1 betaをインストールしているデベロッパは、PC Freeにて無線アップデートもできる。ただし、今アップデートはデルタ版ではないので要注意だ(ファイルサイズは800MBもある)。 Appleは主にバッテリ問題に関するバグを修正しており、そのほかのいくつかのバグやセキュリティの問題点、および初代iPadの機能追加なども施されている。前ビルド「iOS 5.0.1 beta」インストール後はバッテリ寿命が飛躍的に延びることが確認された一方で、アクティベーション時にエラーが出る不具合も報告されていた。 クパティーノベースのiPhone/Macメーカーは、今後2〜3週間以内に「iOS 5.0.1 ソフトウェアアップデート」を一般公開予定だが、ベータ版の素早い更新はより早い時期のリリースが期待される。
iPhone 4SやiOS 5アップデート後のiOS端末について、バッテリ消費が早くなったと多くのユーザが問題提起するなか、Appleは2日(現地時間)、ソフトウェアレベルでいくつかの問題点が発見され、バッテリ寿命が早くなっていることが分かったことを明らかにした。 AppleのスポークスマンがAllThingsDに対して述べたもので、クパティーノにある世界最大のIT企業は、今後2〜3週間内にiOS 5搭載端末のバッテリ消費問題を解決するソフトウェアアップデートをリリースする予定だという。ただし、Appleは具体的に何が問題であったのか、これ以上の詳細を明らかにはしていない。 また、Appleは同日、開発者向けに「iOS 5.0.1ベータ」(ビルド9A402)を配布しており、バッテリ寿命に関するバグのほか、初代iPadのマルチタスキング・ジェスチャ、iCloud上の書類同期などに関する問題やいくつかのセキュリティを修正している。
Appleは2011年10月12日(現地時間)、iOSのメジャーアップデータ「iOS 5.0」をリリースした。なお、「iOS 5.0」の入手にはiTunes 10.5が必要だ。 「iOS 5.0」はTwitterとの連携強化など200以上の新機能が搭載されており、iCloudとシームレスに動作するよう設計されている。対応機種はiPhone 3GS/4/4S、iPad全モデル、第3世代以降のiPod touchだ。 主な新機能として、プッシュ通知を一元管理する「Notification Center(通知センター)」、iOSデバイス間のメッセージングサービス「iMessage」、新聞・雑誌購読の管理「Newsstand」、To Do機能「リマインダー」などがあり、メール、カレンダー、Game Center、Wi-Fiシンク、AirPlayミラーリングなどでも新機能が追加され、開発者には1,500の新しいAPIが提供されている。 また、カメラは音量ボタンでシャッターが切れるようになり、写真の画像処理機能も強化されたほか、Safariのパフォーマンスと機能の向上が施され、PC Free機能により無線でソフトウェアアップデートを入手することができるようになった。 (more…)
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