MIC Gadget は「iPad 3」向けと思われるパーツ類を組み立てて、現行「iPad 2」用の Smart Cover が新型モデルでも利用可能である実証ビデオを公開した。 すでにリークしていたフロントガラスおよびバックパネルを組み合わせており、Smart Coverは問題無いものの、「iPad 2」用のサードパーティ製ケースについては、筐体エッジのテーパー処理が異なるため、ぴったりフィットすることは無いようだ(ビデオ内のケースは中国で早くも販売されている「iPad 3」向けのもの)。 また、同サイトの情報源によると、「iPad 3」のストレージ容量と販売価格は現行ラインアップから変更されず、また、4G LTE 対応については、市場が限定的であることとモデムチップセットの価格が高くつくことからみて、さらに次の第4世代モデルに持ち越されるようだとしている。
次世代iPadの発表が近づくなか、米家電量販最大手Best Buyは「iPad 2」の販売価格を50ドル引き下げた。 全モデルが一律50ドル値下げとなっており、「iPad 3」のアナウンスが間近であることをうかがわせる。 最新の情報では、次期「iPad 3」は米国時間3月7日に発表され、その翌週には発売される見通し。 今週半ばにもメディア向けにイベントへの招待状が届くと思われる。発表会場は米サンフランシスコにあるYerba Buena Center for the Artsになる見込みだ。
米Qualcommは現地時間2月21日、Gobiファミリーの最新チップセットとして、4G LTEワイヤレスモデム最新版「MDM9615」と「MDM9215」をアナウンスした。 第5世代Gobiプラットフォームは、1つのチップに世界のほぼすべての主要モバイル標準サポートを組み込んでおり、FDDおよびTDDのLTE方式をサポートするとともに、3G(HSPA+およびEV-DO)との下位互換性も備える。また、GPS機能やLTE拡張機能付きアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を搭載しており、CDMA2000、1xEV-DO Rev. AおよびB、HSPA+、デュアルキャリアHSPA+、TD-SCDMA、LTEなどの接続標準との互換性も確保される。Qualcommによると、多数の周波数帯への対応を1チップに収めた世界初のチップセットだという。 また、MDMチップセット向けのソフトウェア拡張機能も提供され、ワイヤレス技術とオペレーティングシステムに関係なく、共通のソフトウェアインターフェースで3G/4Gデバイスを接続、検索、管理することができる。 Appleはすでに、「iPhone 4S」でGSMとCDMAをサポートするチップを採用しているが、4G LTEには対応していない。また、次期「iPad 3」においてLTE対応が噂されているが、GSM/CDMA 3Gに対応するCSフォールバック機能付きになるとみられている。 AppleがiOS端末にLTEチップセットを採用しなかった理由として、前世代までは複数のベースバンドチップが必要であり、サイズや電力、コストがかさんで、コンパクトなiPhone/iPadに搭載するのは困難だとされていた。 しかし、この日アナウンスされた第5世代Gobiは全機能がワンチップに収まることから、ワイヤレスモデム「MDM9615」を搭載したLTE対応の「iPhone 5」が、今年夏から秋頃には登場するとみられる。 [Qualcomm Incorporated] [See Also..] 【アナリスト】4G LTE対応の「iPhone…
This website uses cookies.