日本経済新聞によると、ソフトバンクモバイル版「iPhone 4S」のダウンロード速度を計測したところ、「iPhoen 4」との差はほとんど無く、仕様上の最大速度は2倍だが実測値はわずかなアップにとどまっているようだ。 東京・新宿で30回実測したところ、すべての計測で新モデルが速いのではなく、「iPhone 4」の方が速い時もあり、「安定して高速通信を利用できるというわけではなさそうだ」という。なお、KDDI版は入手できず両社の実測比較はできていない。 ソフトバンクの通信方式W-CDMA HSPA方式では下り最大14.4Mbps、上り最大5.76Mbpsであるのに対して、au版(CDMA)では下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなるが、その規格通りにソフトバンクが優位であるとは言い切れない。KDDIは理論上の数値ではなく実際のつながりやすさを強調して、通信品質の信頼性の高さやエリアの広さをアピールしている。
14日の発売日を前にして、ドイツの顧客の元に「iPhone 4S」が届き始めており、 Macerkopf.deにはいくつかの画像が公開されている。 発売したキャリアはドイツテレコムで、製品番号はA1387と記載されている。ドイツテレコムはiPhone 4S発表の1ヶ月も前から予約を受け付けていたが配達も素早かった。 「iPhone 4S」は、日本やドイツ、米国など世界7カ国で10月14日に正式発売となる。
産経新聞によると、ソフトバンクモバイルとKDDI(au)は「iPhone 4S」の予約数を順調に伸ばしており、西新宿の量販店では「予約数は両社互角」だという。 10月3〜9日の通信事業者別スマホ販売シェアで、ソフトバンクは買い控えの影響を受けて前週比5.2ポイント減と大幅に減少した。 携帯電話純増数で18ヶ月連続トップのソフトバンクだが、KDDIも「iPhone 4S」を発売することから、両社の10月以降の純増数が注目される。
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