AppleはApp StoreからのiOSアプリのダウンロード数が250億回を突破したことをうけ、各国の“オールタイムトップ25” をiTunes Storeで公開した。 iPhone版とiPad版のそれぞれについて、これまでにダウンロードされた回数がもっとも多い25のアプリが、有料版と無料版の2つに分けて紹介されている。 日本版App Storeでトップに立ったのは、iPhone版無料アプリはSkype、同有料アプリはSleep Cycle alarm cloackで、iPad版無料アプリは産経新聞HD、同有料アプリはGoodReader for iPadとなった。 トップ25のフルリストはiTunes App Storeで確認できる。
AppleはiTunesやiCloud経由で配信できる新たな高品質オーディオ形式の開発を行なっているようだ。 The Guardianが28日付で報じたところによれば、この高音質フォーマットはストリーミング配信が可能であり、帯域幅やiOSデバイスのストレージに自動で適応できる特徴を持ち合わせるとされる。 Appleは「iTunes Match」で256KbpsのAAC方式を採用して配信しているが、この新しいハイクオリティフォーマットを採用する可能性があり、情報筋によると、ロンドンにある音楽スタジオ会社と協力して新フォーマットのオーディオファイルを準備しているという。 この新技術を採用することで、Wi-Fiなどの高速データ通信サービスを利用できる際には優れたオーディオ品質の楽曲ファイルが取得可能となり、一方で3Gなどの携帯通信回線を使用する際には自動で音質を下げることができるとされる。リアルタイムにAACなどの低解像度フォーマットへ変換されるのか、それともいくつかの異なるリサンプルされたバージョンが事前に用意されるのかは不明。 Appleは新フォーマットを採用したサービスを3月7日(日本時間3月8日)に開催する新型iPad発表イベントで公開する可能性があるとされ、新しいストリーミング配信サービスの発表や「iTunes Match」の音質向上などがアナリストされるかもしれない。 AppleはiTunes専用マスタリング「Mastered for iTunes」で、iOSデバイスやコンピュータなどでも高音質なサウンドを提供するサービスを提供しており、また、パブリッシャーに対してもCDにおける標準値(16-bit 44.1kHz)を超える24-bit 96kHzでのファイル作成を推奨している。
Appleが今月後半にも米ニューヨークでプレスイベントを開催するようだと報じられるなか、Clayton Morrisのブログによると、教育向け配信「iTunes U」や電子教科書など、教育向け電子出版にフォーカスを当てた発表が行われる見通しだという。 このイベントは、iTunes StoreやApp Storeの立ち上げに貢献したインターネット・ソフトウェアおよびサービス担当エディー・キュー上級副社長がホスト役を務め、少なくとも2つの重要なプロジェクトのアナウンスが予想されるという。 数年前から準備されたというこのプロジェクトには、故スティーブ・ジョブズ氏が深く関わっていたとされ、当初は2011年秋に発表イベントが開かられる予定だったが、同氏の死去などの理由で延期されたようだ。 なお、iPadやHDTVなどハードウェアに関するアナウンスは行われない見通しである。
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