IHS iSuppliが発表した世界タブレット型端末市場調査によると、Appleの「iPad」は2011年第4四半期(10〜12月期)に約1,860万台の出荷が見込まれており、市場シェアで65.6%を獲得するとみられることが分かった。前期(2011年7〜9月期)の出荷台数は約1,110万台であり、販売台数では67.2%のプラス成長が見込まれているが、市場シェアは前期の69.7%から4.1ポイント下落すると予想されている。 一方、先月14日より米国で出荷が開始されたAmazonの「Kindle Fire」は今期、390万台出荷されて市場シェアは「iPad」に次ぐ13.8%を獲得すると予想されている。 「Kindle Fire」は201.7ドルの製造コストよりも安い199ドルで販売されており、サムスンなど競合するAndroid端末だけでなく、「iPad」の市場シェアをも引き下げる要因になるとみられる。 iSuppliは、Appleが次期「iPad 3」を市場投入する際、「iPad 2」の価格を引き下げて引き続き販売し、「Kindle Fire」に対抗する戦略をとる可能性があると指摘している。
Appleは12月2日(現地時間)、開発者向けに「OS X 10.7.3 Build 11D24」を配布した。今ビルドはDev Centerからも入手できる。 OS X 10.7.3の最初のプレリリースビルドは11月15日にリリースされたが、2番目となる今ビルドでは、SpotlightとSafariが修正対象にリストされ、引き続きiCloud Document Storage、Address Book、iCal、Mailを含む領域にテストの焦点を当てるようデベロッパに要請している。なお、既知の問題はリストされていない。 現在のところ、OS X 10.7.3のリリース時期などの詳細は不明だ。
2日付の日本経済新聞は、NTTドコモとAppleが2012年夏以降のiPhone発売に関して、今後も交渉を継続する見込みであると報じた。 ドコモは1日、iPhone/iPadを発売する見通しであるとの報道について、「具体的な交渉をしている事実も無い」とこれを否定。 しかし、Appleが4G LTE対応の次世代iPhoneを投入した際、日本国内における販売の中心はドコモになるとの観測が根強いようだ。 Appleはドコモに対して、2年間で1,000万台以上の販売台数目標を課しており、また、端末を購入しやすい料金設定を要求するなど、現状では条件面で折り合いがついていないとされるが、今後の双方の歩み寄り次第では、2012年の「iPhone 5」がドコモショップで購入できる可能性は確実に残っているとみられる。
NTTドコモは2012年夏にLTE対応の次世代iPadを発売して、秋までにはLTE対応の次世代iPhoneを発売する見通しだと、1日付の日経ビジネス(電子版)が報じた。 複数の関係者の話として、ドコモの山田隆持社長と辻村清行副社長らが11月中旬にApple本社を訪れて、ティム・クックCEOら幹部と会談したという。 Appleはドコモに販売権を与える条件として、LTEサービス「Xi」に対応させることを要求した模様であり、次世代iPhone/iPadは4G LTEをサポートするとされる。 この日の報道を受けて、ドコモの株価は上昇する一方で、ソフトバンクとKDDIは売りが先行している。 NTTドコモは1日、「現時点において、iPhone及びiPadの取り扱いについて、当社がアップル社と基本合意したという事実はございません」とコメントした。 また、現時点において、「Appleと具体的な交渉をしている事実も無い」としている。
Googleは11月30日、Android版の「モバイルGoogleマップ」に「インドアGoogleマップ」(β版)を追加したと発表した。システム要件はAndroid 2.2以上で、Android Marketにて無償公開されている。 「Google Maps 6.0 for Android」により、主要交通機関や商業施設などの建物内を階層別に見ることができる。現在いる施設のフロアマップが表示されて、トイレやテナント情報などを入手できるほか、階数の判別も可能になる。 当初は日本と米国でサービスが開始され、日本ではすでに100以上の施設に対応している。Googleは今後、対応施設を拡大する予定であり、同サービスに興味のある施設オーナーを募集している。 (more…)
MicrosoftがAppleのタブレット端末「iPad」向けの「Office」アプリを開発しているようだと噂されている。MSはタブレット市場で80%以上のシェアを誇るiPadに照準を合わせているようだ。もっとも、同社のビジネス部門トップは以前、Bloombergとのインタビューでその可能性を否定していた。 (more…)
米年末商戦の好調な滑り出しが報じられるなか、Appleの最新スマートフォン「iPhone 4S」の供給体制に支障が生じているようだと、2人のアナリストが指摘している。 Rodman & RenshawのアナリストAshok Kumar氏は、iPhone 4Sの“ある主要部品”の歩留まりが低く、供給体制に支障が生じるだろうと指摘。どの部品か特定されていないが、12月期の出荷台数に悪影響を与えるとみている。 (more…)
WordPress.comはオンライン広告のFederated Media(FM)と提携して、WordPress.comのブロガーに広告プログラム「WordAds」を提供すると発表した。 「WordAds」はオプションとして提供されるが、独自ドメインを有し、かつ一般公開されているブログに限定されるほか、トラフィックやエンゲージメント、コンテンツの種類、言語などが広告掲載の基準となる。つまり、すべてのブログが許可される訳ではないので注意されたい。 また、Googleの広告プログラムを引き合いに出して、「AdSenseよりも優れたプログラムなので、メンバーはブログ記事そのものに集中して欲しい」としている。 WordPress.comによると、同社サイトには毎日5万以上ものブログが新たに立ち上げられており、広告収入を得るプログラムの導入を求める声が高まっていたという。
デベロッパにシードされた「iOS 5.1 beta」のコードに、次期「iPhone 5」や新型「Apple TV」を指すとみられる記述が見つかった。 9to5Macによると、次期iPhoneは「iPhone5,1」という製品番号でコーディングされており、次期Apple TV(AppleTV3,1)はコードネーム「J33」と記述されていることが分かったという。 2012年にリリースされる「iPhone 5」は、4インチサイズのスクリーンを搭載して、デザインも刷新するとみられている。
Appleはサイバーマンデーとなる11月28日(現地時間)、iOS Dev Centerにて開発者向けに「iOS 5.1 beta」と「Xcode 4.3 beta」を公開した。 「iOS 5.1 beta」(build 9B5117b)はiOS 5.1初のベータ版であり、リリースノートで問題となっているバッテリ消費には触れられていないが、数多くのバグフィックスが行われるようだ。 また、対応端末において音声によるテキスト入力のサポートが強化されると紹介されており、音声認識技術「Siri」がアップデートされて、将来的にiPhone 4S以外の3GS/4やiPad、iPod touchでも使えるようになるかもしれない(AppleInsider)。さらに、BluetoothやWi-Fi、ビデオ録画などの操作機能の追加も噂されている。 また、v5.1 betaのコード内に「iPad 2,4」の記述が見つかっているが、 米Sprint 3G版「iPad…
This website uses cookies.