Googleは16日、同社ウェブブラウザ「Chrome 14」の安定版を公開した。 このアップデートにより、危険度の高い深刻なセキュリティ問題を含む全32件の脆弱性が修正されるほか、オープンソース技術「Native Client」やオーディオ向けJavaScript API「Web Audio API」もサポートされる。 「Native Client」によって、C/C++ベースのコードをブラウザでシームレスに実行できるようになるが、現時点ではChromeウェブストアのアプリに限定される。 また、Mac OS X Lion向けには、いくつかのバグフィックスのほかに、フルスクリーンモードのサポート、スクロール時のみにスクロールバーを表示させる機能などが新たに加わった。
オバマ米大統領は9月16日(現地時間)、米特許法の改正法案に署名した。同法成立により、米国はようやく、発明した時期を優先して特許を与える「先発明主義」から、出願した日を優先する「先願主義」へと移行することとなる。 米国を除く日本や欧州などの先進国は「先願主義」であり、米国が足並みをそろえることで、国際特許紛争の減少につながると期待されている。また、日本企業にとっても待望の制度変更となる。 オバマ氏は「この改革法案により、発明家や起業家たちのアイデアを迅速にビジネス化できるメリットは大きく、国際的な競争力も強化される」と述べたが、専門家を雇える大企業が優遇されて、大学や個人レベルでの特許取得が困難になるとの一部指摘もある。この改正法は2013年春より適用される見通し。 (more…)
ソニーは9月17日、Android搭載の新型タブレット「Sony Tablet」の国内販売を開始した。米国でも現地時間16日に発売となった。 この日発売されたのは、9.4型ディスプレイ搭載の「Sシリーズ」Wi-Fiモデル(16/32GB)。価格はオープンだが、店頭価格は16GBモデルが4万5000円前後、32GBモデルが5万3000円前後となっている。 ソニーはこれまで、電子書籍に特化した「Reader」を発売してきたが、タブレット型多機能端末の投入は初となる。 ビックカメラ池袋本店と有楽町店では同日、「Sony Tablet」の発売記念イベントが実施された。 なお、「Sシリーズ」の3G+Wi-Fi対応モデル(16GB)および折り畳み式の「Pシリーズ」(3G+Wi-Fiモデル)は、今年10月から11月頃に発売予定だ。 (more…)
Appleはようやく27インチ「Thunderbolt Display」の出荷を開始した。 これにあわせてAppleがアップしたサポートドキュメントによると、Thunderboltポートを装備した現行のMacコンピュータは、2台のApple Thunderbolt Displayを連結接続することができるが、MacBook Airは例外であり、1台のみのサポートに限定されると記載されている。 また、13インチMacBook Proについては、2台目のThunderbolt Displayに接続した場合、Mac本体のディスプレイが使用不可となるので注意が必要だ。 (more…)
Microsoftは9月13日(現地時間)、米アナハイムで開催中の開発者向けイベント「BUILD」において、2012年後半にリリース予定である次世代OS「Windows 8」(開発コード名)のデモを行った。同Developer Preview版は、開発者向けWebサイトWindows Dev Centerで一般公開されておりダウンロードが可能である。 MSによると、「Windows 8」はチップセットからユーザーエクスペリエンスに至るまで妥協することなく「再創造した」OSになるという。 具体的には、タッチ操作に主眼が置かれた新しいアプリケーション環境「Metro」インタフェースや新ランタイム環境「WinRT」が導入されたほか、ハードウェアやアプリケーション間の連携強化が図られており、パフォーマンスやセキュリティなどの基盤も強化されている。 また、ARMデバイスのサポートやタスクマネージャの改良をはじめ、リボンUIを採用したエクスプローラーの強化、UEFIの標準サポート、Windows Liveとの連携強化、SkyDriveのクラウド利用をはじめ、メモリ消費量やCPU負荷の軽減、省電力化も図られている。 (more…)
Googleは2011年9月16日、昨年10月に開始した「Googleショッピング」の機能を拡大させて、実店舗で販売されている価格や在庫情報を検索できる「Googleローカルショッピング」の提供をスタートした。 これまでの「Googleショッピング」は、インターネット上のオンラインショップ情報だけだったが、今回の機能追加によって、「付近の店舗」をクリックすることで、リアル店舗の営業時間やアクセス、写真などの情報を閲覧できるようになった。 16日時点では、東急ハンズ、西鉄ストア、ブックファースト、マツモトキヨシ、ヨドバシカメラ、無印良品、HMVの7店舗の商品が検索できる。また、近日中にはローソンの店舗も検索可能になる予定だ。 このローカルショッピングは、スマートフォンにも対応している。
Intelは今月13日から米国サンフランシスコで開発者会議IDF(Intel Developer Forum)2011を開催しているが、2012年前半に市場投入する第3世代コアiプロセッサ「Ivy Bridge(アイビーブリッジ)」によって、AppleのモバイルMacがよりパワフルになりそうだ。 米CNETは、MacBook AirがIvy Bridgeを実装することによって、特に大きな恩恵を受けるだろうと伝えている。 Ivy Bridgeではグラフィックスアーキテクチャが強化されOpenCLをサポートするが、これによりOpenCLに対応する独立系グラフィックカードを搭載していないMacBook Airや13インチMacBook Proは、グラフィックパフォーマンスが大幅に向上することになる。 (more…)
iPhoneやiPadに使われるプロセッサ製造に関して、Appleは半導体の受託製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)と正式に契約を締結したようだ。DIGITIMESが業界の情報筋から得た話として伝えた。 TSMCはすでに次期モバイルプロセッサ「A6」の試験生産を開始している模様であるが、今回の契約では、iOSデバイス向けの28nmおよび20nmプロセスのCPUが製造されるとしている。つまり、「A6」後継のプロセッサ製造も受託する可能性があるようである。 しかし、AppleとTSMCは、生産に関する最終段階の協議には至っていないとみられている。 (more…)
「iPhone 5」の発売が目前に迫っている。米NYTimes電子版は、第5世代「iPhone 5」の発表があとわずか数週間にまで迫っていると報じた。Appleの社員から匿名を条件に得た情報とのことである。 新しいiPhoneをよく知るエンジニアによると、内部スペックも外見も現行のiPhone 4とはかなり異なるようだとしている。 実装されるカメラは現行の5Mピクセルから8Mピクセルへ改良されるほか、プロセッサはデュアルコアA5チップが採用されるとのことだ。 また、モバイル決済(非接触クレジット決済)用のNFCチップが搭載される可能性もあるようだが、これは「iPhone 6」に持ち越されるかもしれない。 (more…)
今年2月にSandy Bridge世代に刷新された「MacBook Pro」だが、間もなくプロセッサをさらにアップデートしたラインアップへとリフレッシュされるかもしれない。 これはAppleInsiderがAppleの将来の製品計画に精通した人物から得た情報として報じたもので、Intelがまもなく市場投入予定の新型Sandy Bridgeを採用するマイナーアップデートが行われるという。なお、刷新されるMacBook Proはプロセッサ以外の変更は無い模様だ。 新しいプロセッサを搭載した新型MacBook Proが登場する時期は、「正確なタイミングは変わっているかもしれない」としながらも、今月内にも製造ラインがニューモデル仕様に移行するとみられる。 Sandy Bridge後継の22nmプロセッサ「Ivy Bridge」の市場投入が、2012年前半にずれ込む予定であることから、Appleは2011年の年末商戦に向けて、ノートブックカテゴリの競争力を高める狙いがあるとみられる。 (more…)
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