Oracleは24日(現地時間)、クラウドベースの顧客対応サービスRightNow Technologiesを約15億ドルで買収すると発表した。2011年内または2012年初めまでの買収完了を目指す。 RightNowはクラウド型の顧客経験ソリューションを提供する顧客管理支援企業で、人工知能の技術をベースにした「ナレッジベース」によって、顧客がWebやSNS、コンタクトセンターを通じて解決策を簡単に入手できるような仕組みを提供している。
Appleは24日、「MacBook Pro」をアップデートした。13インチではプロセッサとHDD容量、15/17インチではプロセッサとグラフィックスを強化。価格は“超円高”が考慮されて、日本の価格は4,000~6,000円ほど引き下げられた。現在、同社直販サイトではすべてのモデルが「在庫あり」となっている。 13インチ下位モデル(102,800円)は、2.4GHzデュアルコア (i5-2430M) が搭載されてHDD容量も500GBに増強された。同上位モデル(128,800円)は、2.8GHzデュアルコア(i7-2640M)プロセッサが採用され、HDDは750GBになった。 15インチ下位モデル(154,800円)は、2.2GHzクアッドコア(i7-2720QM)が搭載されて、GPUはRadeon HD 6750M(512MB)にアップグレード。同上位モデル(184,800円)は、2.4GHzクアッドコア(i7-2760QM)が搭載されて、GPUはRadeon HD 66770M(1GB)に変更となった。 17インチモデル(208,800円)は、2.4GHzクアッドコア(i7-2760QM)が搭載されて、GPUはRadeon HD 66770M(1GB)にアップグレードした。 なお、15インチ上位モデルおよび17インチモデルはBTOにて、2.5GHzクアッドコア(i7-2860QM)が選択可能だ。 以上に記載したプロセッサや一部HDD容量、一部グラフィックス以外は変更されていないが、価格は全モデルで引き下げられた。なお、米国などでは価格が据え置かれたままだ。
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング・カンパニー(TSMC)は24日、28nmプロセスルールのウェハ量産開始を発表した。すでにAltera、AMD、Qualcommなどに量産ウェハが出荷されている。 28nmノードでHigh Performance(28HP)、High Performance Low Power(28HPL)、Low Power(28LP)、High Performance Mobile Computing(28HPM)といった4種類のプロセスがラインアップされており、モバイル向け28HPMは2011年内に量産が開始される予定だが、そのほかの28HP、28HPL、28LPは量産が開始されている。 28nm製品のテープアウト数は40nm時と比較して2倍以上となっており、現在80製品以上がテープアウトされている。また、AMDとNVIDIAは28nmグラフィックスプロセッサで採用するほか、QualcommのSnapdragon S4クラスも28LPプロセスで製造される。 TSMCは以前、Appleの次期モバイルプロセッサ「A6」の試験生産を開始したと報じられたが、チップの製造工程で問題が生じて最終段階の協議には至っておらず、クアッドコア「A6」チップはサムスン電子が引き続き受注する公算が大きいとみられている。
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