Appleは次世代Mac OSの開発に行き詰って、ジョブズ氏率いるNeXTを買収することを決定した。Churchill Club主催のスティーブ・ジョブズ氏の栄光とリーダーシップを称える会において、Appleの元従業員らがその内幕を語っている。 パネリストとして、QuickDraw/HyperCard/MacPaintなどを開発したビル・アトキンソン氏、MacintoshやBeOSの開発に携わったBe設立者のジャン=ルイ・ガセー氏、Macintosh開発チームに参加して現在はGoogleに勤めるアンディ・ハーツフェルド氏、Appleのマーケティングコンサルタントを務めたレジス・マッケンナ氏、元Apple副社長のラリー・テスラー氏らが参加。 AppleはPowerPCからIntelプラットフォームへのスイッチを目指す際、次世代Mac OS開発のためにBeOSとNeXTの2社を買収候補に挙げたが、最終的にジョブズ氏の率いるNeXTを買収することになったという。 また、Appleは2005年6月のWWDCにおいて、2006年からIntelチップの採用を始めると発表したが、ラリー・テスラー氏によるとAppleはもっと早い時期の移行実現を目指しており、PowerPCとIntelチップの両アーキテクチャで平行して開発を進めていたと語っている。 (more…)
Appleは開発者向けに「iTunes 10.5.1 beta 3」を配布。同アップデータには、米国でローンチが遅れている「iTunes Match」の安定性およびパフォーマンス向上に関する重要な改善が多数含まれている。 AppleはiTunes Matchのスタートに向けて、iCloudライブラリに保存されていたデータを再び消去したが、今後、再度リセットする可能性があるとしている。ただし、バックアップコンピュータからデータが削除されることはない。 iTunes Matchは、ユーザのライブラリのなかでiTunes Storeで販売されている楽曲と同じであればiPhone/iPad/iPod touch/Mac/Apple TVなどの端末から音楽コレクションを楽しめる年額24.99ドルのサブスクリプションサービス。データは256kbps AAC(DRMフリー)に置き換えられてダウンロードでき、クラウド上にアップロードする手間が省略できる。同サービスは10月末に米国でスタート予定だった。
11月11日に公開されたiOS最新版「iOS 5.0.1」は、主にバッテリ消費が早い問題を解決するバグフィックス・アップデートだったが、同アップデータにはいくつかの問題が残っており、Appleは今後さらなる改良を加えると発表した。 All Things Dによると、「iOS 5.0.1」適用後もiPhone 4SなどiOS端末のバッテリの減りが早いと訴えるユーザがおり、Appleもアップデートにより多くの問題が修正された一方で、いくつかの問題が残っていることを認めたという。クパティーノは今後も引き続き、ソフトウェアレベルの修正を行うとしており、リリース時期は不明ながら、残った問題を解決した「iOS 5.0.2」が発表されるとみられる。
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