三菱重工業の防衛・原子力プラントの工場や研究所で、少なくとも80台のサーバやパソコンがウイルスに感染していたことが判明した。 読売新聞によると、外部からのサイバー攻撃の可能性が高く、三菱重はスパイ行為の可能性が高いとして、すでに警察当局に届け出ている。 感染が確認されたのは、三菱重工業本社のほか、神戸造船所、長崎造船所、名古屋誘導推進システム製作所など8ヶ所で、これらはミサイルや潜水艦、原発関連の生産拠点だという。 攻撃の発信元は明らかになっていないが、国家安全保障上の問題にまで発展する恐れもある。
米Googleが今年5月に発表して、今夏にもスタート予定だったNFC利用のモバイル決済「Google Wallet」が、現地時間19日にようやくローンチするようである。フランスで同日より開催されるNFC World Congressにおいて正式にアナウンスされる見込みだ。 米TechCrunchが入手した内部資料によると、Googleは当初の予定通りに米Sprintの「Nexus S 4G」向けにサービスを開始して、対応するカード会社はマスターカードのみとなっている。システム要件はAndroid 2.3.4。 「Google Wallet」は、NFC(Near Field Communication)と呼ばれる近距離無線通信を用いた非接触型の決済サービスで、iPhoneも次世代iPhone(5または6世代目)にて、国際標準規格でもあるNFC技術をサポートするのは確実だ。 (more…)
シャープは、「GALAPAGOS」ブランドのタブレット端末2機種(5.5型/10.8型)について、9月30日をもって販売を終了すると発表した。しかし、完全撤退はせずに、今後も新機種を投入する方針だという。 同社副社長の浜野稔重氏は、複数の通信事業者を通じた販売手法を取り入れるなど、これまでの販売体制を見直すとともに、すでに新機種の開発にも取り組んでいることを明らかにした。ニューモデルの投入は年明けとなる見込み。 タブレット型多機能端末市場においては、Androidタブレット製品が続々と登場しているが、機能、デザイン性、コストパフォーマンス、コンテンツの取り添えなど、多くの面でやApple「iPad」に太刀打ちできない状況で、「iPad」一人勝ち状態が続いている。
ソニーは9月17日、Android搭載の新型タブレット「Sony Tablet」の国内販売を開始した。米国でも現地時間16日に発売となった。 この日発売されたのは、9.4型ディスプレイ搭載の「Sシリーズ」Wi-Fiモデル(16/32GB)。価格はオープンだが、店頭価格は16GBモデルが4万5000円前後、32GBモデルが5万3000円前後となっている。 ソニーはこれまで、電子書籍に特化した「Reader」を発売してきたが、タブレット型多機能端末の投入は初となる。 ビックカメラ池袋本店と有楽町店では同日、「Sony Tablet」の発売記念イベントが実施された。 なお、「Sシリーズ」の3G+Wi-Fi対応モデル(16GB)および折り畳み式の「Pシリーズ」(3G+Wi-Fiモデル)は、今年10月から11月頃に発売予定だ。 (more…)
Googleは2011年9月16日、昨年10月に開始した「Googleショッピング」の機能を拡大させて、実店舗で販売されている価格や在庫情報を検索できる「Googleローカルショッピング」の提供をスタートした。 これまでの「Googleショッピング」は、インターネット上のオンラインショップ情報だけだったが、今回の機能追加によって、「付近の店舗」をクリックすることで、リアル店舗の営業時間やアクセス、写真などの情報を閲覧できるようになった。 16日時点では、東急ハンズ、西鉄ストア、ブックファースト、マツモトキヨシ、ヨドバシカメラ、無印良品、HMVの7店舗の商品が検索できる。また、近日中にはローソンの店舗も検索可能になる予定だ。 このローカルショッピングは、スマートフォンにも対応している。
ソニーは2011年9月13日、米Googleの基本ソフト「Android」搭載の携帯型音楽プレーヤー「ウォークマン Zシリーズ」を、12月10日に発売すると発表した。ウォークマンシリーズにAndroidプラットフォームが採用されるのは初となる。 ウォークマンのフラッグシップモデルとなる「Zシリーズ」は、音楽だけでなく、ゲームや動画をはじめ、独自アプリやAndroidマーケットを通じて多彩なアプリをインストールできるのが特徴。また、タッチパネルによる直感的な操作が可能であり、デュアルコアプロセッサ搭載により、高精細なビデオゲームやフルHDビデオ再生、マルチタスクにも対応する。 価格はオープンだが、店頭予想価格として、内蔵メモリ容量64GBの「NW-Z1070」は4万3,000円前後、同32GBの「NW-Z1060」は3万3,000円前後、同16GBの「NW-Z1050」は2万8,000円前後が見込まれる。また、カラバリとしてブラックとレッドの2色がラインアップされ、ソニーストア限定モデルとしてホワイトを基調とした64GBモデル「NW-Z1070/W」(4万5,800円)も用意される(価格はいずれも税込)。 (more…)
28日付けの日本経済新聞は、住友ベークライトや宇部興産などがスマートフォン用の素材を増産すると報じた。 住友ベークライトは半導体パッケージの基板材料の増産に向け、100億円強を投じて13年度までに生産能力を5倍に引き上げる方針だ。 (more…)
半導体最大手の米Intelは、Appleやソニーなど大手電子メーカー向けに、同社のアーキテクチャをベースにしたカスタム半導体チップの受託製造や、同社以外のアーキテクチャをベースにしたチップコアを製造する“ファウンドリ事業”の展開について、その可能性を示唆した。 Reutersによると、IntelのCFOであるStacy Smith氏は、他社向けに同社のIA(Intelアーキテクチャ)コアをベースにした特注の半導体チップを製造することは大歓迎だと述べた。 さらに同氏は、他社のアーキテクチャコアをIntelの工場で製造するには徹底的な議論や分析が必要だと述べているが、すでに過去1年間にいくつかの小規模なファウンドリビジネスを手がけているという。 (more…)
電子情報技術産業協会(JEITA)が26日発表した2011年4月のパソコン国内出荷台数は、前年同月比2.3%増の90万4000台で4カ月ぶりにプラスに転じた。地上デジタル放送の完全移行を前に、地デジチューナーを内蔵したデスクトップ型PCが好調だったことや、Intel 6シリーズ・チップセットの設計上の問題により各メーカーの春モデル発売がずれ込んだことなどが寄与した。 (more…)
今朝の日経一面トップでは、NTTドコモやKDDI、シマンテックなど通信・セキュリティ関連企業大手約40社が、スマートフォンの安全強化に向けて、今月25日に「日本スマートフォンセキュリティフォーラム」を設立すると伝えている。 (more…)
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