ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は12月17日、PSP後継の新型ポータブルゲームマシン「PlayStation Vita」(プレイステーション・ヴィータ:PS Vita)を日本市場で発売開始した。渋谷TSUTAYAや秋葉原ヨドバシアキバなどでイベントが行われ、早朝から数百人が列を作った。価格は3G/Wi-Fiモデルが29,980円、Wi-Fiモデルが24,980円。 PS Vitaは海外に先駆けて日本で発売され、欧米では来年2月に発売される予定だ。ソニーによるポータブルゲーム機のニューモデル投入は実に7年ぶり。 PS Vitaの特徴として、タッチパネル対応5インチ(960×544)有機ELディスプレイを採用して、背面にもタッチパッドを搭載する。プロセッサはARM Cortex-A9クアッドコアでマルチタスクにも対応。カメラを前背面に計2基実装するほか、GPS機能、モーションセンサー、電子コンパス、マイクを搭載。また、次世代Web標準「HTML5」をサポートするのも魅力だ。 (more…)
米Amazon.comは今後2週間以内に「Kindle Fire」のソフトウェア・アップデートを公開する方針を明らかにした。 (more…)
米HPのメグ・ホイットマンCEOは今後のタブレット端末に関する戦略として、MSの次期「Windows 8」を採用することを既に明らかにしていたが、同社は12月9日(現地時間)、懸案のモバイル向け「webOS」についてオープンソース化する決定を下したと発表した。 HPが昨年4月に12億ドルで買収したPalmにより開発されたwebOSは、オープンソースライセンスのもとコードが提供されるが、HPは今後もwebOSの開発およびサポートを継続する方針である。 (more…)
パナソニックは12月9日、2012年3月より欧州市場にスマートフォンを投入すると発表した。同社は2005年に海外市場から撤退していたが、グローバルモデル第1弾としてAndroid搭載端末を欧州で発売する予定だという。 (more…)
サムスン電子は中国にNAND型フラッシュメモリの生産拠点新設を検討しているようだ(Reuters)。すでに同社は韓国政府に中国工場建設の申請をしており、2013年からの稼働を目指している。 (more…)
Googleは11月30日、Android版の「モバイルGoogleマップ」に「インドアGoogleマップ」(β版)を追加したと発表した。システム要件はAndroid 2.2以上で、Android Marketにて無償公開されている。 「Google Maps 6.0 for Android」により、主要交通機関や商業施設などの建物内を階層別に見ることができる。現在いる施設のフロアマップが表示されて、トイレやテナント情報などを入手できるほか、階数の判別も可能になる。 当初は日本と米国でサービスが開始され、日本ではすでに100以上の施設に対応している。Googleは今後、対応施設を拡大する予定であり、同サービスに興味のある施設オーナーを募集している。 (more…)
Apple製品の受託生産で知られる台湾Foxconn(Hon Hai)が、台湾南部の高雄市(Kaohsiung Software Park)に大規模なソフトウェア開発およびクラウド向けデータセンターを建設する。同所で今後5年間に3,000人以上のソフトウェア・エンジニアを雇用する計画だという。 予算は6,330万ドル(約48.7億円)以上が見込まれており、1.85ヘクタールの敷地内にビル2塔が建設され、クラウド、ソフトウェア、技術革新起業支援の3つの部門を展開する。
米Googleは14日(現地時間)、「Android 4.0」(開発コードネーム:Ice Cream Sandwich)のソースコードを公開した。 リリースされたコードは、サムスンの「Galaxy Nexus」で使用されている「Android 4.0.1」のソースだ。 Googleは「Android 3.x」(Honeycomb)ではソースコードを公開しなかったため、オープンではないと批判を受けていた。 奇しくも、米国ではまもなくAmazon.comが「Kindle Fire」を発売する。
14日発表されたスーパーコンピュータ計算速度ランキングで、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピューター「京(けい)」が、前回の6月に引き続き首位を維持した。 「京」は864台のマシン、705,024万個のSPARC64プロセッサコアを使って毎秒1京510兆回という計算速度を達成。2位中国の「天河1号A」より約4倍、3位米国の「Jaguar」より約6倍高速だった。日本勢では5位に東京工業大の「TSUBAME2.0」が入った。 富士通は「京」の応容機を年明け1月から出荷する予定で、すでに東大と50億円規模の商用契約を結んでいる。「京」のシステム全体が完成するのは来年6月の予定。スパコンは科学や医療、防災などのシミュレーションで活用される。
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