iOS 5.1 Betaにクアッドコアの記述=A6チップは4コアに

デベロッパ向けにリリースされている次期「iOS 5.1」のコア・レファレンスパネルに、クアッドコア・モバイルプロセッサのサポートを示唆する記述が見つかった(9to5Mac)。 iOS端末向け次世代モバイルチップ「A6」はコア数が4基となり、シングルコアの「A4」やデュアルコアの「A5」と比べて、プロセッサの処理能力やグラフィックス速度が大幅に向上するとみられる。 「A6」チップは次世代iPad/iPhoneに搭載される見通しで、噂される「iPad 3」へのRetinaディスプレイ搭載やアプリ「Final Cut Pro for iOS」など、より高い処理能力を必要とする装置や機能をサポートするとともに、省電力性も実現するとみられる。 クアッドコアSoCとしては、NVIDIAの「Tegra 3」(Kal-El)がすでに市場投入されており、3Dグラフィックス性能の向上やゲームコントローラーのサポート、1080pのHD動画再生にも対応する。

9 years ago

東芝、CESで有機ELディスプレイ搭載タブレットや13.3型Ultrabookを出展へ

東芝は今月10日に米ラスベガスでキックオフとなる世界最大の家電見本市「CES」において、10.1型で世界最薄・最軽量の有機ELディスプレイ搭載タブレットなどを参考展示する。 レグザタブレットを展開する東芝が、まもなく開幕するCESで薄型高輝度タブレットやワイヤレス給電対応の防水タブレットなどを出品すると発表。中小型有機ELパネルでは韓国Samsung Mobile Displayが独走するなか、東芝はソニーや日立製作所と「ジャパンディスプレイ」を設立して2013年の量産化を目指している。 PCカテゴリでは13.3型で世界最薄・最軽量のUltrabookを含む2012年の米国市場向け新ラインアップを出展。国内ではUltrabook「dynabook R631」を投入済みだが、Appleの「MacBook Air」を脅かす存在には至っていない。 東芝はタブレット/PC以外にも、55V型グラスレス3Dテレビを含む2012年液晶テレビの米国向け新ラインアップや、スマートホームの提案「ライフデザインボックス」(スマートメーター・太陽光発電・EVとデジタル家電をHEMSで連携)を参考出展する。 [ 東芝プレスリリース ]

9 years ago

米Kodak、数週間以内に破産法申請の可能性=特許売却で回避を模索

Wall Street Journalは現地時間1月4日、米Eastman Kodakが米連邦破産法11章(Chapter 11)の適用を数週間以内に申請する可能性があると報じた。Kodakの株価は30営業日連続して終値が1ドルを下回っており、ニューヨーク証券取引所から上場廃止の可能性もある。 Kodakは保有するデジタル関連特許の売却により破産回避を模索しているが、十分な運転資金調達に至らないケースに備え、日本の民事再生法にあたるChapter 11申請の準備をしているとされる。同社は写真フィルム事業で世界有数の企業に成長したが、デジタル化への対応が遅れ、ここ数年は業績の低迷が続いていた。 Kodakのスポークスマンは「市場の噂や憶測にはコメントしない」との声明を出している。

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