Intelがモバイル向けプロセッサ「Atom」のブランド名を変更するかもしれない。 DIGITIMESによると、IntelはCedar Trail(開発コード名)プラットフォームを採用する「Atom N/D/Z/E」のラインアップについて、2012年にもブランド名を刷新する可能性があるという。 Cedar Trailは、ネットブックに留まらず、エントリーレベルのデスクトップPCやタブレット端末、オールインワンPCへの採用も想定されているが、必ずしも成功しているといえない「Atom」ブランドのイメージを払拭する狙いがあるとみられる。 Intelは、32nmプロセス採用の「Cedar Trail」(ネットブック向けAtom N2800/N2700・ネットトップ向けAtom D2700/D2500)を2011年11月にリリースする予定になっている。 また、「Moorestown」後継のスマートフォン・タブレット向けチップ「Medfield」を2012年前半に投入する計画だ。
UBS Investment Researchの調査によると、89%ものiPhoneユーザが次もAppleの端末を選ぶと答えたという(AppleInsider)。 Appleは2位以下を大きく引き離しており、2位につけたHTCはわずか39%だった。 これは世界515人のハイエンドタイプ・ユーザを対象に、スマートフォン端末の顧客維持率を調べたもの。 次期iPhoneのリリースにより、多くのAndroidユーザがiPhoneを買い求める列を作るかもしれない。
Facebookは22日(現地時間)、開発者向け年次カンファレンスF8にて、新しいパーソナルページ「Timeline」や、音楽や映画などのメディア共有プラットフォーム「オープングラフ」などを発表。Yahoo News、Hulu、Netflixなどとの提携もアナウンスされ、過去30日間にログインしたユーザ数が世界で8億人を超えたことも明らかにした。 インタラクティブに機能する自己アクティビティのスクラップブックページといえる「Timeline」は、写真やビデオ、アプリ、コメント、地図など、過去の人生イベントをビジュアルで時系列にて一つのページで共有できる。自分自身の人生ストーリーを表現できる機能だ。 開発者向けに提供される「オープングラフ」は、ユーザがただ単にニュースや本を読んだり映画を観たりゲームをするだけで、その情報をオートマチックに友達と共有・再生できるようになる新しいプラットフォームである。 新機能の目玉である「Timeline」は、今後数週間内に順次提供される。 (more…)
PC世界最大手の米HPは22日、レオ・アポテーカーCEOを更迭して、後任にネットオークション最大手イーベイの元CEOメグ・ホイットマン氏を起用すると発表した。 HPはここ数ヶ月、webOSデバイス事業からの撤退やPC部門のスピンオフを検討するなど迷走していた。 アポテーカー氏は、スキャンダルで引責辞任したマーク・ハード氏の後任として昨年11月にCEOに就任したが、業績不振や株価の大幅下落などもあり、経営手腕を疑問視する声が出ていた ホイットマン氏は昨年、カリフォルニア州知事選に出馬したが落選し、今年に入ってHPの取締役に就任していた。 CEOの交代により、PC事業の分離・独立の戦略が見直される可能性もある。
Mozillaは「Firefox」のリリース周期について、5週間ごとにメジャーアップデートすることを検討していたが、現行の「6週間ごと」のサイクルを維持することを決定した。ただし、今後サイクルが短縮する可能性は残っている。 「Firefox」は従来、1〜2年程度の長い期間を経てメジャーアップデートされてきたが、Firefox 5から6までは例外的に8週間の間隔になったものの、ver7以降は6週間ごとにメジャーアップデートされると発表されていた。 次期「Firefox 7」は9月27日にリリースされる予定で、年内には「Firefox 9」まで公開されることになる。 しかし、高速サイクルは多くのビジネスユーザから不評を買っており、Mozillaはサポート期間を大幅に伸ばしたリリースも検討している。
米国民間調査会社Gartnerは2011年9月22日(現地時間)、2015年までの世界タブレット出荷予想を発表した。2011年には約6,300万台のタブレット型端末が出荷されるが、iPadが約4,700万台で全体の73.4%を占めるとみられている。 Googleの次期タブレット向けOS「Ice Cream Sandwich」(ICS)や、MSがタブレットを意識して2012年に投入する「Windows 8」などの投入もあるが、iOSデバイスは今後も力強い売上が見込まれており、2014年までは50%以上のシェアを維持すると見られている。
Appleは、iPhoneやMacなど異なるデバイス間で使用でき、充電とデータ同期を同時にサポートするオールインワンの電源アダプタケーブルに興味を示しているようだ(AppleInsider)。 Appleが申請した特許には、充電とデータ通信を同じケーブルで行うことで、コネクタやケーブルの数を減らすことにつながると記されている。 これが実現すれば、1つのユニバーサル版ケーブルによって、MacとiPhoneを同時に充電しながら、さらにデータの同期もできることになる。
レオ・アポテカーCEOの更迭を検討しているとされるHPだが、PC事業のスピンオフ(分離・独立)を取り止める可能性が出てきた(Bloomberg)。 HPの取締役会には、PC部門を分離するのに十分な検討がされていなかったのではないかと疑問を持つ役員が複数人いるという。 スピンオフの報道以後、HPのPC部門は各国で釈明に追われており、日本HPも「パソコン事業からの撤退ではなく、見直しだ」と、あくまでも分社化を検討していることを強調していた。 アポテカーCEOが更迭となれば、スピンオフ自体の見直しが議論されるのは自然の流れだろう。CEO後任には、eBay元CEOのメグ・ホイットマン氏の名が挙がっている。
日本通信は22日、SIMフリー版「iPhone 4」に1GB定額のSIMキット(マイクロSIM版)が付属する「スマートWiFiパッケージ」を数量限定で発売開始。同社オンラインストアで、同日19時より受付を開始した。価格は5万9900円(送料込)。 日本通信の手配した「iPhone 4」(16GBモデル)と1GB定額のSIMカード「b-mobile 1GB 定額」がセットになったもので、ドコモFOMA網を使ったパケット通信1GB分を月額3100円(初回のみ3480円)で利用できる。また、音声通話サービスをプラスした「talking 1GB定額」も用意されている。 なお、このiPhoneに付属しているACアダプタは日本国内では使用できない。
トヨタ自動車グループの豊田自動織機は22日、圧縮空気を動力とする空気エンジン車「KU:RIN」(クリーン)を開発したと発表。9月9日の走行試験で時速129.2kmを記録したという。 3輪・1人乗りの新しいエコカー「KU:RIN」は、同社の主力製品であるカーエアコン用コンプレッサーを使用。 コンプレッサーを圧縮機ではなく膨張機として利用することで、圧縮空気が膨張する力のみを動力源にしているという。同社は空気エンジン車の最高速度としてギネス世界記録に申請する予定。 (more…)
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