Webトラフィック解析の米Net Applicationsは、2011年4月のオペレーティング・システム(OS)やWebブラウザなどの市場動向調査を発表した。
OS市場シェアでは、Mac OSが5.4%、iOS2.24%が占め、2009年7月に現在の集計方式になってから過去最高のシェアを獲得した。iOSには、iPhone、iPad、iPod touchが含まれる。
スマートフォンやタブレット端末の普及拡大に伴い、モバイルデバイスからのアクセスシェアが、ここ1年間で2倍以上に急増している。
Webブラウザ部門でも、Appleが開発するSafariが7.15%に達し、過去最高の市場シェアを獲得した。
GoogleのChromeが過去最高の11.94%を占めた一方で、MicrosoftのInternet Explorer(IE)は、55.11%で過去最低を更新した。Firefoxも21.63%と前月比で微減して伸び悩んだ。
ブラウザのバージョン別でみてみると、Chrome 10.0が6.69%から9.91%へ、IE 9.0が1.04%から2.41%へと前月から大きくシェアを伸ばした。