先月26日に公開されたInternet Explorer 9日本語版では、HTML5/CSS3への対応、JavaScriptエンジン「Chakra」採用のほか、画面描画処理にGPUの能力を活用する高速化技術が搭載された。ハードウェアの有効活用により、CPU負荷の軽減と消費電力の改善を実現している。
この日行われたイベントでは、ブラウザゲームの特徴として、アプリをインストールせずに簡単にプレイできることがを挙げ、また、今までは複雑なゲームに対応できずユーザの不満が高かったと指摘。
最新のIE9は、HTML5やChakraほか、GPUの有効活用により描画処理速度が向上しており、より高度な3Dゲームにも対応するという。また、FirefoxやChromeなど他社製ブラウザとの比較も行い、半透明テクスチャでもレンダリング速度で60fpsを実現するというデモを行った。
なお、IE9の対応OSは、Windows 7/VistaとWindows Server 2008 R2/2008となっており、Windows XPには対応しない。