北京にあるApple直営のフラッグシップショップでは、長い行列ができて数十人のダフ屋も集まるほどの盛況ぶりだった。店舗前では、多くのセキュリティスタッフが動員され、初代iPadをしのぐ騒ぎとなった。
同店ではわずか4時間足らずで完売となり、また、中国のAppleオンラインストアではすでに在庫が無くなっている。
中国での発売価格は、16GBが3688元、32GBが4488元、64GBモデルが5288元となっており、初代iPadより約300元安くなっている。この日発売となったのは、ホワイトとブラックのWi-Fi機能搭載モデルのみで、ホワイトモデルの人気が高かったという。
2011年度前半には、Appleの総売上高のうち、中国からの売上が10%近くを占めるとみられる。
また、同日には、タイのバンコクでも、Wi-FiバージョンおよびWi-Fi+3G機能付きの両モデル発売されたが、こちらも発売開始後わずか1時間で売り切れたという。
「iPad 2」は日本でも品薄状態であり、世界的に入手困難な状況が続いている。