Windows Azure Toolkitsを使うことで、デベロッパは開発作業の効率化が図れるほか、各OSプラットフォームごとに最適なコードを記述してくれるので、各デバイス性能を最大限に引き出すことができるようになる。
iPhone/iPad/iPod touchに対応するiOS版「Windows Azure Toolkit for iOS (v1.0)」は、コードライブラリ、サンプル、ドキュメント、Cloud Readyパッケージなどで構成されている。
MSによると、Visual Studioのように、Microsoft製特殊ツールに詳しくないデベロッパでも、ダウンロード後すぐに開発が進められるとしている。
また、2週間以内には、Windows Phone向けアップデート「Windows Azure Toolkit for Windows Phone (v1.2)」が公開予定。ウィザード、自動セットアップ、ツールおよびコードなどといったWindows Azure Access Control Serviceのほか、Windows Azure Storage Queuesのフルサポート、Webアプリ開発時のユーザインターフェースの刷新などが組み込まれる。
Android向け「Windows Azure Toolkit for Android」は、現在Prototype Preview版が公開されており、iOSやWindows Phone版と同じ機能が組み込まれる正式版は2011年夏頃にリリースされる予定だ。