MSによると、「Windows 8」はチップセットからユーザーエクスペリエンスに至るまで妥協することなく「再創造した」OSになるという。
具体的には、タッチ操作に主眼が置かれた新しいアプリケーション環境「Metro」インタフェースや新ランタイム環境「WinRT」が導入されたほか、ハードウェアやアプリケーション間の連携強化が図られており、パフォーマンスやセキュリティなどの基盤も強化されている。
また、ARMデバイスのサポートやタスクマネージャの改良をはじめ、リボンUIを採用したエクスプローラーの強化、UEFIの標準サポート、Windows Liveとの連携強化、SkyDriveのクラウド利用をはじめ、メモリ消費量やCPU負荷の軽減、省電力化も図られている。
そのほかに、起動時間を短縮するハイブリッドブート、フラッシュメモリから起動できる「Windows to Go」、HTML5対応を強化したInternet Explorer(IE)10、アプリ配信ストア「Windows Store」の開設、全画面表示対応のMetroスタイル・アプリケーション、リフレッシュPC機能などが挙げられ、開発面ではプログラミング言語としてHTML5/CSS/JavaScriptを利用することも可能である。なお、IE 10(Metro用)は、Adobe Flashなどのプラグインは一切サポートしない。
「Windows 8」は、Vista以降に対応したパソコンであればインストールできる。また、MSによると、Windows 7で利用しているデバイスやアプリケーションはそのまま動作するという。